2015年9月12日、早朝、東京を含め、
関東の広い地域で地震がありました。
住んでいる東京都中央区ではそれほどまでの
震度ではなかったものの、飛び起きてしまいました。
枕元、ベッドのヘッドボードに置いてある
乾電池のランタン、そして手回しのライトに
手を伸ばしました。
それから立ち上がり、寝室のライトをつけたら点灯。
停電にならなかったので、ランタン、手回しライトは
使わずに済みました。
念のためと思って、ランタンのスイッチを入れてみました。
少し暗目ながら、無事、つきました。
そしてもう一つの手回しライト。
こちらは、手でぐるぐるとハンドルを回すと
発電してLEDのライトがつくというすぐれもの。
ところが、何度、回してもライトがつきません。
通常ならば、30回も回せば明るくなるはずなのに。
しばらくトライしたのですが、やっぱりつかず。
おかしいな、故障したかなと思い、放置しておきました。
そして、夜、夕食を終え、気になって再び寝室に。
少し冷静になってもう一度、手回しのライトを
見直しました。
ライト本体の真ん中あたりに黒いボタンがあります。
「あ、これ、ライトのスイッチだ」。
思い出しました。
それを押さずにぐるぐる回すと、
蓄電池に発電した電気はたまるのですが、
ライトはつかないのです。
スイッチをおせば、ライトはつく。
当たり前のことですが、朝の地震の時に、
それを忘れていたんですね。
スイッチをつけて、回したら無事ライトはオン。
その明かりをみながら、人はほんの
ちょっとしたことでも、
地震とか災害などで追い詰められると、
うまく動けない、頭が働かないことがあるのだと。
9月1日の防災の日に電池の残量や
こうした機器が動くか点検したはずでしたが、
この手回しライトはそこから漏れていたよう。
いざという時、こうした道具をつかいこなすためにも、
日頃から、取り扱いに慣れておかねばと思ったことでした。
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ライト、そして携帯電話・スマートフォンの
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