午前中、仕事場から、家に戻った時、
母がコードレス電話を持ってこちらに
やってきました。
「今、若い者にかわりますので……」。
どうやら自分に電話を変わろうとしている様子。
ところが、切れてしまったようです。
事の次第を尋ねると、次のような電話でした。
「家庭消費者センター(?)」と言ったところの
〇〇という男性から、
「最近、不審な電話がかかってきませんでしたか?」
「(母の名字)さん。あなたの個人情報が3件ほど、
登録されていて、それが漏れていることがわかりました」。
「そうした個人情報が悪用されると、
大変ですので、気をつけてください」
といった辺りで自分に変わろうとしたよう。
これは典型的な詐欺の電話ですね。
母によれば、前にも、今回と同じかわからないが、
同様な電話がかかってきたことがあったよう。
その時は、
「もう年寄りですから、個人情報がもれてもかまいません」
といって切ったそう。
おそらくこのあと、電話の相手は、そうした漏れ出し、
登録された個人情報を抹消、消去してあげます。
しかし費用がかかるので……といった話をしてくるはず。
母はテレビで、
「家に他の者がいるからかわる」
と言えば、相手は電話を切ってしまう
というアドバイスを知り、今度はそれを活用したようです。
いやー、以前にも別のブログで書きましたが、
家には、様々な詐欺電話がかかってきたり、
怪しい物販、投資話の人が訪問してきたりします。
こうした電話や訪問者は、相手にしないことが一番。
下手に話をして少しでも情報を与えると、
それにつけこんで、どんどん話を進めてきます。
また「結構です」というようなどちらともとれる
返答をするとそれを悪意にとられて、そこから、
トラブルになることも。
はっきりと拒絶とわかる返答をして、
切り上げるのがよいようです。
もしこうした電話、訪問などで困った場合は、
日本消費者協会、消費者相談室
電話番号: 03-5282-5319(直通)
http://jca-home.com/sodan/index.html
最寄りの自治体の相談窓口、警察などに
相談してみましょう。
以下の日本消費者協会の相談事例に、
今日母が受けたのと全く同様の事例が報告されていました。
《相談事例(13)名簿抹消をかたって商品を売りつけ》
http://jca-home.com/sodan/report/jirei013.pdf
《国の相談機関を騙る詐欺に注意!》
http://www.city.takasago.hyogo.jp/index.cfm/13,12242,c,html/12242/20150819-131801.pdf
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