若い時は、食事の時、汁物、スープ類が
なくても平気でした。
しかし今では、そうした物がないとダメ。
年をとったせいか、唾液の分泌が減り、
食べ物が飲み込みにくくなっているのでしょうか。
高齢の母は、ご飯やおかずをたべるとき、
必ず汁物、お茶などを用意しています。
そうすると食べやすく、お腹も暖かく、
いっぱいになり、調子が良いとのこと。
それにならった訳ではありませんが、
最近、減塩もかね、鶏だし、鰹だし、
そして「きのこだし」など、
濃厚な出汁をあわせ、具沢山のスープ、汁物を
自作し、出来るだけ毎食飲むようにしています。
確かに最初に温かい汁物をお腹にいれると、
胃があたたまり、活動をはじめる感じがします。
さらにある程度、お腹にものが入っている感じがするので、
不要なものをたべなくなっているようです。
2015年11月11日、産経新聞に
次のような記事が出ていました。
《低カロリーで満腹感 日本の風土に根ざした健康食「汁物」で肥満抑制を》
http://www.sankei.com/life/news/151110/lif1511100009-n1.html
《汁物をメニューに加えることがメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)や
肥満の抑制に効果のある可能性がデータで示された》との内容です。
汁物が《食べ過ぎやカロリーオーバーを防いでいる可能性があ》り、
《汁物は具材として野菜を効率的に摂取できるため、
その栄養バランスのよさも肥満の抑制に作用している
可能性があると》。
《和食の健康効果について研究している東北大大学院農学研究科の
都築毅准教授が勧めるのは、「みそ」。
《数千もの成分を含んで栄養価が高く、どんな具とも合う》というのがその理由。
減塩をしている自分も、味噌汁の塩分がどうなのかとおもうのですけれど、
《「みそには塩分が含まれる一方、大豆由来の含有成分に降圧作用があるとされ、
1日3杯程度なら血圧に影響しないとの研究結果が報告されている」と》のこと。
それと温活をしている身からいわせると、
やはり温かいものをとるのは、体の中心を冷やさないので、
体温を下げないと感じます。
特に発汗作用のあるしょうがを入れた汁物の場合、
その効果は顕著。
秋から冬は、なるべく毎食あたたかい汁物を
取り入れようとかんがえています。
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