昔、イギリスに駐在していた高校時代の友達が、
日本にはない、スーパーでのサービスを教えてくれました。
それは、週末など、スーパーで買い物したとき、
買い物のついでにレジで現金を受け取れるというものです。
(キャッシュバック)
例えば60ポンドの買いものをしたとします。
レジでそれをキャッシュカード(デビット機能付き)で
支払います。(クレジットカードも使えるみたいです。
支払いにつくポイントはどうなるのかはその時、
聞かなかったのですが)
その際に、通常なら60ポンドということで、
それをクレジットカードで支払うのですが、
「20ポンドの現金が欲しい」と思った時、
「20ポンド、キャッシュバック」と告げると、
買い物の金額にキャッシュバックの金額20ポンドを加え、
80ポンドの支払い額にしてくれ、レジで、
20ポンドの現金がもらえるという仕組みです。
ATMで現金を引き出す手間と時間を節約できたり、
田舎でATMがなかったりするときに便利だと。
(買い物をせず、キャッシュバックのみはできない。
またキャッシュバックの利用額の上限も決められているそう)
日本でもようやく金融庁が、銀行預金をスーパーの
レジなどで、引き出せるよう規制緩和する方針のようです。
その方針を受け、みずほ銀行などが、2017年にも
サービスを始める準備をしているとのこと。
このサービスを使いたい人は、レジ係に、引き出したい金額を指定。
暗証番号を入力すれば、レジで現金を受け取ることが出来るというもの。
デビットカードと同じく、現金引き出しの分は、口座の預金からひかれます。
なおこのサービスの手数料は、無料になる見通しとのこと。
すでにキャッシュカードで買い物ができる
「J―デビット」というシステムがありますが、
これに対応している銀行のカードであれば使えるそう。
なお最近では、宅配業者が、クレジットカード支払いなどの
支払いのため、携帯型端末を持っていますが、それにも
対応し、現金引き出しができる見込みです。
日本では、海外に較べまだまだ現金支払いの割合が高く
(およそ54%)、現金の必要性が高いので、
こうしたサービスの需要はあるようです。
○利用額の制限
利用額は、最大でも3万円程度。
レジに現金がないときは、
店側がサービスを断れる。
○銀行側のメリット
ATMの維持費用より安く、現金引き出しの手段を帝京できる。
オールアバウト
《イギリス/イギリスのお土産・ショッピング
ココに注意! スーパーでの暗黙ルール》
http://allabout.co.jp/gm/gc/79259/2/
○スーパーなどのレジでキャッシュバックするメリット
買い物のほかにわざわざATMを探さなくてすむ。
街中にむき出しにあるATMより、スーパーなどの
店の中、人がいるところで渡してくれるので安全。
○個人的には、昔に較べ、現金支払いの割合が激減している。
千円単位の買い物などの場合はクレジットカード。
小額の決済は電子マネー(Edy、Suica、nanacoなど)
地方都市などで、クレジットカードも電子マネーも
使えない所は、今でも現金が必要なんだろうなー。
たまに出張、旅行で地方に行ったとき、現金の持ち合わせが
少なくて、心細くなる時がある。
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