小さい頃、「はあー」とため息をつくと、
父母や周囲の人から、
「ため息をつくと、幸せが逃げる」と
よく注意をされました。
それからなるべく人前では
ため息をつかないようにしています。
先日、ストレスに関する専門家が書いた記事を
読んでいたら、知らない間に、何度も出てしまう
ため息は、ストレスが非常に強くかかったり、
精神的な疾患にかかっている場合が多いので要注意。
ただ積極的に意識してため息をつくことは、
腹式呼吸をして酸素をより多くとりいれることになり、
脳や体が活性化し、ストレス発散になると。
思わぬため息の効能にびっくりさせられました。
ため息をつくのと同じくらい、注意されていたのは、
「でも」「だから」「自分なんか」といった否定的な
口癖。
言う方もまた聞く方も嫌な気分になり、
その場の空気がよどみ、活気がなくなり、
沈んでしまうのでやめなさいと言われてきました。
昨日、あるところを訪れた際、そこの方が、
ご自身への戒めとして次のような言葉を記して、
壁に貼られていました。
「口癖が人生を決定する」。
以前にも書いたことがあるのですけれど、
その人が思わず言ってしまう言葉づかいは、
その人の考え方の癖、性格を如実に表すのだそう。
自分のように相手が何を言っても、
「でも」で始める人は、相手を否定し、
自分を認めさせたいと考えている。
つまり自分の方が相手より立派で優れている
と思っていると。
思っているから口にでる。
口にすると、またそう思うようになる。
そうしてどんどんと、言葉の通りになっていく。
それがプラスの言葉ならいいが、
マイナスだと、どんどん悪い方向に。
小さいころと同じ注意を、昨日見たのもなにかの縁。
口癖に注意したいと思います。
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