最近、会った高齢の方から、
「徒然草」の話をされました。
昔、学校で習った覚えはあり、
「高名の木のぼり」「仁和寺の法師」など、
いくつかの内容は覚えているけれど、
しっかりと読み直したり、通して
詠んでいる方は少ないのではないでしょうか?
その方は、徒然草の研究者にあって、
「人生に悩んだり、生きるのに疲れたら、
人生論の本を詠むより、徒然草です」
と言われ、読み直しを決意したそう。
また上とは別の方ですが、
その方は、徒然草に限らず、
古典を読み直すということをしているのだとか。
きっかけは、NHKEテレの「100分de名著」。
http://www.nhk.or.jp/meicho/
日本に限らず海外のものも含め、
古典的な名著を、専門家を招き、
伊集院光さんとアナウンサーが
内容、エッセンスなどを聞き出すという形になっています。
それで取り上げた本を再び読み直す。
すると下地がある分だけ、非常に読みやすいと。
そうそうこの番組ではすでに徒然草を取り上げ、
自分も見ましたが、知らなかった事実が一杯で、
読み直したいと痛感しました。
http://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/09_tsurezuregusa/index.html
それと驚いたのが、その読み方、読む手段です。
紙の本で読んでいる方ももちろんいるのですが、
古典を読み直すという人の中には、
電子書籍を使っている人も。
大抵の古典は著作権が切れていて、
電子化をしているものも多くあり、
無料で読めるんですね。
また電子書籍のリーダー、タブレットなどは、
文字を自由に拡大することが出来、
読みやすいんだそう。
また多くの作品を納めることができ、
場所もとらないという利点もあります。
中身が良ければ、器は変えても
受け継がれるんですね。
青空文庫
(これを各種端末で適切に表示し
読めるようにするアプリがいろいろとあるよう)
http://www.aozora.gr.jp/
電子図書館
http://www.eonet.ne.jp/~log-inn/04koten.htm
有料ですが、岩波文庫の電子書籍版
https://www.kinokuniya.co.jp/c/20140424114629.html
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