最近、80代の知合いにいわれ、
ドキッとした言葉があります。
「あなた、今、ときめいている人、ことはある?」
です。
このブログを読まれているあなたは、
いかがでしょうか?
一人暮らしの知人。
年をとって一人暮らしで、一番寂しいことは、
昔のことを含め、話し会う人がいなくなることだと言います。
近所の人、また同級生、親戚などが、
年とともに亡くなり、語り合う人がいなくなった。
これが、精神的に一番こたえたことだといいます。
それは時の流れでしようがない。
今、話せる人を探そうと気持ちを切り替え、
新しく話せる人を自分で開拓することにしたそうです。
朝起きて、家を出て、近所を歩くと、
それまで知らなかった人と出会う。
深い付き合いは臨まないが、あいさつを交わす間柄になる。
そして、コンビニやミニスーパーを回る。
年を取って余り調理をしないこともあるのですが、
コンビニ、ミニスーパーは、毎日出かけていって、
お総菜、お菓子、生活用品を買う。
同じ時間帯に行くと、同じ人が勤めていることが多く、
そうした人と、お天気や季節の花の話題などを交わす。
たったそれだけですが、それが何物にも代えがたい
言葉のやりとりになっていて、気持ちがはなやぎ、
イキイキとしてくるのだそう。
またテレビで、ときめく人を見つけるのも日課。
つい先頃まで放送されていた、「あさが来た」の
五代友厚を演じていたディーンフジオカ。
彼には、久しぶりに心が揺れて、ときめいたそう。
そうした自分の心動かせる人や、ことを
テレビ、新聞などで出来るだけ探すようにしているとのこと。
これはお医者さんにも、心の健康、
また頭の働き(認知症予防)のためにもよいことだと
勧められたといいます。
好きと思う心から、ホルモンが分泌されて、
人は若返る、活性化されるそう。
何歳になっても、好きになる対象がある方が、
人生が楽しく、意味のあるものになりそうですね。
仕事に追われ、そうした好きという気持ち、
憧れる気持ち、ときめく心持ちから遠ざかっていた自分。
反省しました。
このブログを読んでいただいたアナタに伺います。
「最近、ときめいた人、ことはありましたか?」
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