アルファフェイバリット英和辞典第2版を読む。
aspect 局面、外見、見地、表情、相、アスペクト
文法用語のアスペクトとは、完了・継続・進行などを
示す動詞の形式。「書いている」は動作の継続。
「書いてしまう」は動作の完了など、動詞と「ている」
「てしまう」「てある」などとが結合した形式によって
表される。「態」。
アスペクト比は縦横の比率。テレビや映画の画面の縦横、
飛行機の翼の面積と長さの比率などを言う。
asphalt アスファルト
石油の分留精製の際に残留物として得られる黒色の
固体または半固体物質。道路舗装や防水、保温、
電気絶縁などの材料として使われる。土瀝青
(どれきせい)。地瀝青 (ちれきせい)。
小学生に上がる前だったか、家の前の道がアスファルト
舗装された。それより前に、大きな道はアスファルト
舗装されてはいたが、住宅街の小さな道は未舗装の
ところが多かった。アスファルト舗装されるのは、
都会化、都市化の象徴の一つだった。固まらないように、
温められて湯気を出し、独特の臭いをふりまいている、
アスファルトを道路にまいたあと、重いローラーのついた
ローラー車で圧延して舗装していく。敷きたてのアスファルトは、
まだ熱く、柔らかい。靴のゴム底にその熱さと柔らかさを
感じながら、踏みしめて歩く。固まりきっていないので、
靴の底にねばりつく。ローラー車の様子と、足裏の感触、
アスファルトの臭いを今でもしっかりと記憶している。
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