出会いの春。凶という名前の方と知り合う。その命名の由来は?

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4月、新年度。
出会いの季節です。

新たに多くの方と知り合いますね。

自己紹介したりされたり。
多くの方とこの春、知り合ったのですが、
その中の一人に、「凶」という名前の方が
いらっしゃいました。

いや、驚きました。

凶は、吉の反対。縁起が悪いこと。
訓読みは「まがまがしい」。

縁起のいい名前、良い名前、
福がもたらされるような名前を
つけるというのが、一般的ですが、
それと反対です。

この名前をつけたのは、ご両親だそうですけれど、
ご本人に次のように名前の由来を説明したそう。

凶というのは、悪いこと、一番の底。
けれど自分の力で、最悪から昇り、
切り開き、良い人生を歩んで欲しい。
これ以上下がりようのないのだから、
あとは昇るだけ。

そう言われて、本人も納得したといいます。

そしてこうやって初対面でも一発で
覚えてもらうので、その点でも得をしているとも。

名前をつけるとき、漢字の画数で凶数とか、
よくない字で凶字などがあるといいますが、
そこをあえて凶をつけるというその精神。

すごいなー。

おみくじでも凶、大凶が出ると、
へこむけれど、考え方・意識で
ずいぶん変わるんだろうな。

あなたはどう思われますか?

 

 

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この記事を書いた人
niki

35年以上にわたり、TV、ラジオ、
イベント制作に携わる。30年余
り、放送関係の専門学校講師を
勤め、企画書、台本の書き方を
教える。10年余りホテルの食に
関するHPの制作、コンサルタ
ントも、行う。新聞は小学4年生
から読み始め、多い時には13紙
を愛読。
ブログ「トクダス」
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