東日本大震災の後、しばらく、
外出する時に、災害にあっても困らないように、
様々なものを持ち歩いていました。
それから5年あまり。
今はほとんど元に戻っています。
それを反省したのは、
高齢の知合いの方の話を聞いたから。
その方も、家にこもらず、
できるだけ外に出るようにしているよう。
映画館、美術館・博物館、コンサートホール、
書店、百貨店など、近場が多いのですが、
それでもバスや電車などを使い、
遠くに出かけることも、
外出時には、災害にあっても困らないように、
ちょっとしたグッズを持ち、工夫もしているのだそう。
まずバッグ。
背負えるショルダータイプのもの。
手があくのでいざという時に便利。
貴重品を入れる、小さな斜めがけのバッグも。
足元は、レザーのウォーキングシューズ。
黒、茶色のもので、底は、スニーカーなどと同じ、
ゴム製。溝が刻まれており、疲れず滑りません。
折りたためる帽子。
落下物が直接頭に当たるのを防ぐ。
日射を防ぐ、防寒。
大判だが薄手のスポーツタオル。
ペットボトルの水。
もしくはステンレス製のボトル。
いうまでもなく飲料水確保が目的。
食べ物(密封袋に)
飴、ドライフルーツ、ナッツ、チーズ、
チョコレートなど。
登山の行動食ではないが、コンパクトで
携帯しやすく、カロリーの高い物。
ペンダント型笛
閉じ込められた時に、大声を出すより楽で、
大きな音を出せる。
LED ライト
小型で普段は夜間の鍵穴を照らしたりするのに使う。
携帯電話、スマートフォンでもライト代わりになるが、
電源を持たせるためなるべく使わない。
小銭、現金
財布とは別に、ファスナーのあるバッグのポケットに。
公衆電話、停電でレジが使えなくなった場合でも、
コンビニなどで物が買える。
レジ袋、ビニールバッグ
物を入れたり、水を運んだり使える。
毛布になるアルミシート
アルミを蒸着している薄いシート、
広げると体をおおえる。座ったり、
体に巻いたりして使える。
予備電源
スマートフォン、携帯電話の電池切れを防ぐ
IDカード(認識票)
自分の名前、住所、連絡先、血液型、
既往症など万が一の時のための情報
他にもいろいろあり、また時と場合に応じて、
品物、仕様は変わるようです。
いざという時に備えるという気持ちを
普段から持っていなくてはと反省しました。
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