2015年12月15日、朝ご飯をとりながら、
NHKのニュースを見ていました。
番組も終わりかけ、
為替相場、株式市況などを
報じる画面になりました。
そしたら突然、母が
「ナスダックって何?」と聞いてきました。
とっさに頭に浮かんだ単語は、
「ITやデジタル関連の新興会社」です。
それで頭に浮かんだままを答えたのですが、
それ以上は情報を追加できず、
母も自分もすっきりしません。
母はどこの国のどんな目安なのか
もう少し、詳しい説明を聞きたかったよう。
すぐに携帯で調べたら、出てきました。
ナスダックとは、「NASDAQ」。
「National Association of
Securities Dealers Automated Quotations」
の頭文字をとった呼び名。
全米証券業協会(NASD)が開設した
店頭銘柄市場のことなんですね。
1971年に創設され、ベンチャー企業や
ハイテクその市場で多く上場しています。
自分はその後ろの方だけ、
かじって覚えていただけでした。
○アメリカのニューヨークにある
世界で初めての電子株式市場。
○日本企業も上場している。
キリンホールディングス、キユーピー、
日産自動車、任天堂、三菱電機など。
○日本にも「NASDAQ JAPAN」(ナスダック・ジャパン)」があったが、
「ニッポン・ニュー・マーケット ヘラクレス」になった。
○日本の新興企業向けのマーケットは「マザーズ」。
調べていく中で、
「ダウ平均」という言葉が出てきました。
こちらは昔からなじみがあります。
ダウ式平均株価のことで、アメリカのダウ・ジョーンズ
(Dow Jones)社が開発した平均株価のことです。
ダウ平均さらには単にダウとも。
ちなみにダウ・ジョーンズ社は経済ニュース通信社。
アメリカのさまざまな業種の中から代表的な銘柄を選びだし、
そこから平均株価を算出したのが株価指数。
ダウ平均株価には、
「ダウ工業株30種平均」
「ダウ輸送株20種平均」
「ダウ公共株15種平均」の3種類があり、
さらにその3つをあわせた
「ダウ総合65種平均」があるんだそう。
いやー、ここまで知らなかった。
「ダウ平均について」
http://www.dowjones.co.jp/djia.asp
母の一つの質問から気付いたこと、
感じたことがあります。
それは知っているようでいて、
実はちゃんと知らない事って
意外にたくさんあるということ。
そして多くの人はふだん、
それをほったらかしにして、
目をつぶって過ごしているということ。
けれど疑問に思ったら、聞いたり、
自分で調べたりすることが大切なんですね。
母は以前、「知識を得たい人は老いない」
という言葉をどこかで
読んだか、聞いたかしたそう。
良い言葉と思い、できるだけ
実践しているとのこと。
上の言葉にさらに付け加えれば、
「知識をなおざりにする人は老いる」
といえるかもしれませんね。
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