「モノは言い訳できない」。モノを作る職人の心意気。からくり人形師・九代目玉屋庄兵衛さんの記事を読んで。

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2016年5月22日、毎日新聞に、
からくり人形師・九代目玉屋庄兵衛さんの
記事が出ていました。

九代玉屋庄兵衛後援会
http://karakuri-tamaya.jp/

からくり人形。

お客の前にお茶を運び止まる、
「茶運び人形」が有名ですね。
今のロボットに通じる素晴しい技術です。

あなたも一度は、ご覧になったことがあるのでは?

そうしたからくり人形を作ったのが、
初代の玉屋庄兵衛。

江戸時代、18世紀前半の享保年間以来、
「玉屋庄兵衛」を名跡として、
現在まで続いている唯一の
からくり人形師だそうです。

九代目は、八代目のお兄さんが
早世されたことで、跡を継がれたとのこと。
七代目のお父様、八代目のお兄様のもとで
修行をされていたものの、九代目として
跡を継がれるにあたっては、
先達がいなくなったことで、苦労されたようです。

この記事の中で、
心に留まったのは、次の部分です。

《そして父の口癖をかみしめる。
「作ってすぐに帰ってくるような人形は作るな。
50年、100年は無傷で戻ってこないように作れ」》

《ストーリー
玉屋庄兵衛さんのからくり(その2止) 280年 継承の技》
http://mainichi.jp/articles/20160522/ddm/010/040/050000c

一度、作ったなら、長年壊れず、
修理しなくてもすむからくり人形を作れ。
できうる限りの技術を尽くし、最高のものをと
いう教えなのでしょう。

この箇所に触れて、
以前、ある職人さんから
伺った言葉を思い出しました。

「モノは言い訳できない」。

「時間がなかったから、この部分は……」とか、
「予算が限られていたから、材料は……」とか、
モノを作った後、作った本人は、作りの悪さや
至らぬ点を言い訳するかもしれません。

けれど、出来上がったモノは、
モノそれ自身として評価される。
作者の言い訳は考慮してくれないのですね。

その職人さんは、
「モノは言い訳できない」ので、
「言い訳しなくてもすむモノを作らねば」
という気持ちでモノ作りにあたっていると
語ってくれました。

さらに、「モノは言い訳しない」けれど
「モノは語る」とも。

よく出来たものは、それを見た人、使った人が
良さ(美しさ、機能など)を感じてくれる。

つまり、そのモノ自身が、素晴らしさを
目の前の人、使った人に語ってくれると。

モノ作りは、日本だけでなく世界全部、
さらに時代を超えて、性能を比べられる
厳しい世界。

そこまでの厳しさには耐えられそうにありませんが、
せめて言い訳せずにすむ仕事をしようと決意しました。

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