下山ツアーが人気。山麓巡り。登るだけが山の良さではない。

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先日の山の日の祝日に、
取引先で、70歳台後半の
山好きの知人に会いました。

山の話になり、こちらが新聞で読んだ
下山ツアーの話題を振りました。

下山ツアーとは、車などである程度の高さまであがり、
その後は、ガイドさんと一緒に尾根を下ったり、
山麓に向けて下山するというツアーのこと。

有名どころでは、富士山の下山ツアー。

「富士登山」の場合は、
5合目から出発することが多いですが、
「富士下山」の場合も同様。

富士宮口5合目から宝永山火口を経由。
さらに御殿場口へと歩いていくコース。
(宝永山、大砂走り、さらに須山口1合の水ケ塚公園)

このコースののおよそ8割が下り。つまり下山。

山頂を目指す登山より、体力的に楽。
けれどしっかりと富士山の自然や季節を感じられます。

確かに言われてみれば、登るときより、下る時の方が、
景色、周囲の自然をしっかりと眺められますよね。

という訳で、登山初心者や高齢者にも人気なんだとか。

宝永火口トレッキング ダウンヒルコース
富士山自然体験IRORI
http://fujiyama-irori.com/about/

リベロツアー Libero tour
頂上を目指さない富士山ツアー
http://soft-labo.net/modules/tour/index.php?cid=13

そんなことを話したら、海外の登山事情にも
詳しい知人は、ヨーロッパの山のツアーでは、
この下山ツアー(トレッキングも含む)は、
以前からよく行われており、むしろそちらの方が多いんだそう。

バス、ロープウェイなどで上がれるところまであがり、
そこからは、等高線に沿って横に進んだり、
森を巡ったりしながら、ガイドとともに下っていくんだそう。

ただ日本でもそうですが、実は登山は、
登るときより下る時のほうが、脚・膝などに
負担がかかるとか。

なので、しっかりした登山靴、
またトレッキングポール(登山ストック)を
利用するなどして、負担を抑える工夫をした方がよいとのこと。

なお富士山の「大砂走り」は、砂と小石がまざっており、
クッション性が高いので、歩きやすいんだそうですが、
調子にのって飛ばすと、とたんに足にくるとか。

富士山でいえば、2400メートルの5合目が、
森林限界で、したがってそれより下には、
森林が広がります。

10月が紅葉のベストシーズン。

富士山は夏ももちろんよいのですが、
下りなら、余り混雑もしていない
この秋の紅葉の頃が最高だそうです。

下山ツアー。
楽しそうですね。

富士山以外にもあれば、
訪ねてみたいですね。

プロフィール
この記事を書いた人
niki

35年以上にわたり、TV、ラジオ、
イベント制作に携わる。30年余
り、放送関係の専門学校講師を
勤め、企画書、台本の書き方を
教える。10年余りホテルの食に
関するHPの制作、コンサルタ
ントも、行う。新聞は小学4年生
から読み始め、多い時には13紙
を愛読。
ブログ「トクダス」
https://nikitoki.blog.ss-blog.jp/
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