「お墓と仏壇は、もう無しでいいから……」。この夏、帰省した知人は母からそう告げられた。

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少し前に、「仏壇じまい」についての
エントリーを書きました。

最近は、そうした仏壇さらに墓を同時に
始末するという方が増えているようです。

先日、知合いの方に伺った話。

知合いは、お盆にご実家に帰宅。
親戚、兄弟が集まった席で、
お母さんから、みんなに向けて、
大事な相談があると告げたそうです。

すでに、お父さんは数年前に亡くなり、
二人の子供さん(知人=息子、既婚。妹さん=既婚)は、
実家を出て、離れた都会に住んでいます。

何事かと思ったら、
今、自分なりに身辺整理をしている。
その中で一番気がかりなのは、お墓と仏壇だ。

ずっと考えた結果、二人の子供は、
〇〇家の墓と仏壇は、もう守らなくてもいい
と告げたとのこと。

亡くなったご主人は、長男ではなく、
〇〇家の本家ではないので、お墓、仏壇が
なくなっても、〇〇家自体は残るのでよい
と割り切ったそう。

事前にご本家の跡取りとも相談し、
了承を得ていたとのこと。

ただ墓は、菩提寺の墓地だったので、
「墓じまい」をする時には、
いわゆる「離檀料」を払わなければならないだろう
と本家の方からは、言われたと言います。

ご先祖様、亡くなった父親(夫)
そして自分(母親)のお骨は、
すべて永代供養の共同の納骨堂に
移してくれればよいと。

無宗教の所だと比較的簡単に受け入れてくれ、
値段も安いと。

そうしたことすべてを、お母さんが一人で調べ、
自分のお葬式代、そして墓じまい、仏壇じまいに
かかる費用をおおよそ300万円と見積もり、
すぐに引き出せるように準備していたとのこと。

知人は、離れて暮らしているとはいえ、頻繁に
電話などして連絡していたのに、そうしたお母さんの思いに、
少しも気づかなかったことに、内心忸怩たる思いがしたといいます。

けれど、お母さんの強い思い、準備ぶりを目の当たりにして、
妹さんともども、お母さんの言うとおりにしようと
決めたそうです。

この知人に限らず、こうした墓じまいの話、
またお寺自体が無くなってしまった
という話をよく耳にするようになりました。

近い将来、日本の墓や葬送のあり方は、
大きく変わって行くのかもしれない
と感じたことでした。

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亀の知恵

コメント

  1. nikitoki より:

    永代供養の納骨堂と言っても、永久に供養してくれる訳ではなく、一定期間(13年、33年など)を経ると共同納骨に移すとか。また個別納骨の場合、毎年管理料がかかるとか。跡継ぎがいない場合、その管理料を一括で支払う必要があるようです。