亀の知恵

萬年も役立つような森羅万象の知恵を紹介

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民進党の英語表記の頭文字DIPはアメリカの俗語で「間抜け」。ポカリスエット、ウォークマン。結局、DPに。

   

民主党と維新の党が結成する合流新党「民進党」。

台湾にもまさに同じ名前の政党がありますね。

同じ漢字の国。
名前のダブりは、調べなかったのでしょうか?

台湾の民進党は、問題にしていなさそうですが……。
(報道によれば、逆に祝意を示しているとか。
ちなみに正式名称は民主進歩党)

国際化時代、民進党の英語表記は?

維新の党は、
「Democratic Innovation Party(DIP)」
を主張しているようです。

この頭文字DIPが、ネット上の波紋を呼んでいるとか。

というのは、「DIP」はアメリカの俗語で、
「間抜け」との意味があるから。

ちなみにこの英語表記について、
維新の江田憲司前代表は
次のような意味があると述べています。

すなわち「市民の政治参加の促進、深化という意味もある」。

一方、日本語表記の名前を維新に譲った
民主党内では、民主党時代と同じ
「The Democratic Party of Japan(DPJ)」
を引き続いて使いたいとの希望が多いそう。

というのは、英語表記を変えると、
現在使っているメールアドレスを変更しなくてはならないから。

@マークの右側を現在の英語表記を
もとにしているんでしょうか?

「dip」
を辞書で引くと、
液体に浸す、クラッカーや生野菜などにつけて
食べるためのソース、泳ぎ、くぼみといった意味のほか、
「まぬけ, ばか」が載っていますね。

これはさすがにまずい。

以前にも別のブログで書いたことがあるのですが、
企業が商品・サービス名をつけるときは、
相当多くの言語で悪い意味がないか、
不都合がないか調べるといいます。

昔は国内のことだけを考えればよかったのですが、
現在は国際化時代。

海外にも輸出したり、海外の人が来日して、
そうした商品やサービスを利用することがあるので、
かなり慎重に調査しているみたいですね。

ネーミングに関して、そうした現代とは異なる、
昔の例としてよくあげられるのは、
ポカリスエットpocari sweat。

前の「ポカリ」にはゴロを重視して
付けられたもので、意味はないよう。

後ろのスエットsweatは英語で汗という意味。
英米の人がこの単語を聞いたり目にすると、
「汗臭い」という悪い意味があると。

ドリンクの中に汗が入っている
ようなイメージを抱くそう。

本来なら避けられるべきネーミングのようです。

なお現在、ポカリスエットは、
東南アジアを中心に広く世界に展開しています。

《日本を含む世界19カ国・地域で展開するグローバルブランドに》

この世界展開に関しては、

《今後も「汗の飲料」という変わらないコンセプトのもと、
世界のそれぞれの国・地域の文化にあわせた提案を行い、
世界の人々に愛され続ける製品として更なる
グローバル展開を進めていきます。》

だそう。

なんだか力業で、英語の悪いイメージを
ねじ伏せているような印象がありますね。
http://pocarisweat.jp/products/sales-area/

まさに力業で、ねじ伏せたという例では、
ソニーが発売したウォークマンWalkmanがあります。

現在では、英米の辞書、例えば、
イギリスの「オックスフォード英語辞典」にも
掲載されています。

命名したのは、ソニー創業者の一人、盛田昭夫氏。

しかし、ウォークマンは、和製英語で、
正しくは”Walker”か”Walking man”。

このため、盛田氏は、ウォークマンを主張したものの、
ソニーアメリカでは”walk about(歩き回る)”、
“Run about (走り回る)”から作られた”Sound about”、
ソニーstowUKではなんと「密航者(無賃乗客)」
を意味する”Stow away”という
商品名で発売されたのです。

けれど、来日した有名ミュージシャンたちが、
お土産としてウォークマンを持ち帰ったところから、
「Walkman」という名前が世界に根付いていったとのこと。

実際、盛田氏がヨーロッパに出張の際に、各地の取引先の人から、
息子がウォークマンを欲しいと言っているのだが、
どんなもので、どうしたら手に入れられるのかなどと問われたそう。

こうした動きに力を得て、盛田氏は、
「ウォークマンは英語でも日本語でもない。ソニー語だ。
いつかウォークマンがウェブスターに載る日がきっと来る」
と断言したといいます。

なおフランスでは、世界の辞書に先駆けて、
「プチ・ラ・ルース」にウォークマンが掲載されました。

しかし、発売当初の名前は「baladeur」と名付けられたとか。
この言葉の意味は「ぶらぶら歩くのが好きな人」。

和製英語のwalkmanをフランス語にねじ込んだという感じですね。

フランスは自国のフランス語を大事にする国。
外来語そのままは、認めず、認める場合は、
アカデミー・フランセーズの承認が必要になっています。

ウォークマンwalkmanは、英語ではなく
和製英語だったのですが、
「walkman」は外来語の英語であるとして、
そのままでは認められず、同趣旨の
フランス語であるbaladeurとなったようです。

正しい英語が世界を制する訳でもない。
そうなると正しさにこだわる必要はない
とも言えそうですが、政党名は無難なものに
しておいたほうがよさそうですね。

〇民主、維新の両党は2016年3月18日、新たに結成する
「民進党」の英語表記を
「The Democratic Party(DP)」
と、することを決めました。

なお現在の民主党の英語表記と近いものの全く同じではありません。

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