1月3日。
年末年始続いたご馳走に
もう飽き飽きしていて、
残ったおせち、お餅を、どうしようか
と悩んでいながらも、
いつもの食事に戻っているお宅もあるのでは。
こうしたハレの日の食事について
見聞きするたびに、伯父さんの言葉を思い出します。
それは、
「普段食べる白いご飯と、
水道からくんで飲み干す水の美味しさ」です。
普段は、白いご飯、ただの水の美味しさを感じません。
けれど、例えば、たくさんお酒を飲んだ翌朝に
飲む一杯の水は、たとえようもなく美味しい。
普段と同じものなのに。
伯父さんが言いたかったのは、
普段から、そうした白飯、水を
美味しいと思う心持ち・感性を持て
ということ。
日々心を新たにとは思ってはいても、
すべてのことは、慣れてしまい、
当たり前となってしまう。
当たり前を当たり前にしないことを
伯父さんは、上の言葉で戒め
としていたようです。
新たな年のスタートをきったものの、
すでにその思いは薄れてしまった自分。
伯父さんの教えを不意に思い出したことでした。
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