釣り銭詐欺のニュースが伝えられていました。
2015年3月22日の宮城県石巻市のコンビニエンスストア。
女性が携帯電話の利用料金を支払いに来ました。
代金は、およそ10万2000円。
女性は、10万5000円ほど支払いました。
店員は、レジに誤っておよそ15万円と打ち込み、
お釣りを4万8000円出しました。
本来ならお釣りは3000円ほどですが、
おそよ4万8000円手渡されたのを
間違いと知りながら、持ち去った、
すなわち釣り銭を詐欺したとして、逮捕されたものです。
女性は、「気が付かなかった」
と容疑を否認しているとのこと。
通常なら、1万円以上のお釣りを渡す
ということは考えにくいのですが、
コンビニで、何度かそうした釣り銭ミスを見たり、
実際、体験したことがあります。
支払い額を客が勘違いしている場合です。
実際の金額は忘れてしまいましたが、
例えば、25200円を、75200円と間違え、
多めに支払うという場合。
5万円余計に支払っているので、
「お客さま、間違ってますよ」と、
1万円以上の「お釣り」が返ってきます。
正確にはお釣りではなくて、返金でしょうが。
女性が「気が付かなかった」と話していますが、
これは、その返金ではなく、4万円余り余計に
お金が返ってきていること自体に気が付かなかった
ということなのでしょうか?
これも一般には余りなさそうですが、
意外にも釣り銭に無頓着な方って、結構いますね。
レシートは捨てて、お釣りは、数えず、
そのままポケット、バッグなどに突っ込むという人。
その場合、釣り銭が多いことに
「気付かなかった」ということもあり得るかも。
近所のコンビニでの支払いで体験したことですが、
12000円ほどの支払いで、1万円1枚と千円札2枚と
小銭を出しました。
店員さんは、お札を数え、そのお札をレジの上に
はさんで、入金を入力。
その際に、どうしたわけか3万円余り
と打ってしまったのですね。
今回のケースも店員さんが入金額をレジに打ち間違えた。
で、店員さんは1万8000円ほどのお釣りを渡そうとした。
その時点で、自分は「間違えてますよ」と告げたので、
相手はようやく間違いに気付き、入金額を打ち直し、
ちゃんとした額のお釣りを渡してくれました。
とにかく1万円以上のお釣りを出すという時点で
どこかおかしいと気付けばいいのでしょうが……。
変わった支払い方をする人もいますね。
例えば、7120円の支払い。
あなたならどう支払いますか?
千円札があまりない場合、1万円札と小銭で支払い。
自分もそうすると思いますが、以前見たのは、
1万2000円と小銭という方がいるんですね。
なぜ?
それは、お釣りに5000円札をもらいたいから。
財布がお札でかさばるのがいやなんだとか。
レジの人は、一万円札と小銭という頭がありますから、
数えていながら、通常の3000円のお釣りを渡そうとする。
で、少ないと叱られる。
変わった支払いは間違いの元かも。
最近のコンビニは、買い物だけでなく、
こうした代行収納とか荷物の受け渡しなど、
様々なサービスを行っています。
銀行のカウンター係員なら、
お金の受け渡しのみに限定されていますが、
コンビニ店員の場合、それに限りません。
幅広い業務を行っていることが、
釣り銭ミスを誘発する原因かもしれません。
もちろんそうしたミスがでないよう、
いろいろマニュアルで対策はとられているのでしょうが……。
海外旅行などで、両替をすることがあります。
ちゃんとしていない両替所の場合、
故意か過失か、お札を少なく渡す場合が。
その場で確認せず、一度財布にしまったり、
もしくは、その場を少しでも離れて、気付いた場合、
クレームをつけても相手は応じてくれません。
(防犯カメラで録画していたりしますけれど)
お気をつけ下さい。
「現金その場限り」なんですね。
現金はその場で確認。
離れたり、後で、現金が多かった、
少なかったを言えないということ。
現金を扱う金融機関、お店などでは、
かならず言われる言葉だそう。
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