背中合掌という言葉を
お聞きになったことはありますか?
普通、合掌は胸の前で
両手の平を合わせる。
これをそっくり背中側で行なうのが、
背中合掌です。
では股割りは?
こちらは大相撲の稽古などで
やっているので、お聞きになった方は
おおいのではないでしょうか?
そうべたっと座り、足を開いて、
胸を前につけること。
背中合掌は肩甲骨、そして
股割りは股関節が柔らかくないとできません。
先日、同年代の知合いにあったのですが、
ジャケットを脱いでこの背中合掌、
(もう少し簡単な背中手つなぎ)をして
みせてくれました。
さすがに股割りはその場では無理ですが、
できるようになったとか。
整体の先生に人は関節部分を柔らかくしておくと、
筋肉も柔軟になり、肩凝りなどをせず、血行がよくなる。
老廃物もうまく排泄される。
また関節が柔らかいと、バランスをくずして、
転んだり、足をくじいたりすることが減る。
そう教わったんだそう。
多くの関節の中で特に柔軟にしておきたいのは、
肩甲骨と股関節。
時間がなければこの2つを柔軟にしておきなさいと。
知人は、ストレッチの方法などを教わり、
また本・雑誌などを読み、毎日この2つを
伸ばすことを始めたんだそう。
朝と夕の2回。それぞれ10分もかからないんだとか。
やりはじめてしばらくはほとんど変化がなかったのですが、
次第に少しずつ手がつくようになったり、足が開くように。
それにつれて、肩凝り、首凝りがなくなったり、
腰の痛みが軽くなったりしたと言います。
効果がでてからは、よりしっかりストレッチを行なうようにも
なったので、さらに変化は大きくなったと。
そして初めて3ヶ月弱ほどで、背中手つなぎ、背中合掌。
そしてまた割りが出来るようになったとか。
若い頃は体が硬いと言われ、自分でも
そう思っていたけれど、年を取っても
やればできるのだと実感したといいます。
目の前で見せられた背中合掌。
自分もチャレンジします。
知人が使ったのは、
下の本ではありませんが、同じような方法です。
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