中学の時のアルバイト先のおじさんの昔話。藪入りの思い出。

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お盆休みも終わり、
仕事を再開という方、お疲れ様です。

まだまだお休みという方も、
最近では多いのかもしれません。

この時期になると思い出すのが、
中学の時の夏休みの
アルバイト先での出来事。

一眼レフの交換レンズを買うため、
夏休み、父のつてで肉体労働の
アルバイトを始めました。

夏の1ヶ月ずっと働きづめ。
それで確かニコンの200ミリの
望遠レンズが買えました。

夏の1ヶ月と書きましたが、お盆だけはお休み。
確か13日から15日までの3日間お休みでした。

そのお盆休みの前に、
その職場で働いているおじさんが、
休憩時間、昔話をしてくれました。

その人は、その会社(工場)で働く前、
学校(中学校)を卒業してすぐ、
浅草の商店で働き始めたのだそう。

今はありませんが、
いわゆる丁稚奉公です。

住み込みで朝から晩まで働き、
ずっと休みなし。

お休みは年に2回(2日)。
お正月の16日と7月(8月)16日。
そう藪入り(やぶいり)です。

この日だけは仕事がなく、住み込み先から
実家へと帰ることのできたり、
遊びに行けた休日なんですね。

おじさんは、奉公のつらさ、
藪入りの楽しさを話してくれたのでした。

落語にも藪入りの話がありますけれど、
奉公人はそれはそれはこの藪入りを
楽しみにしていたそう。

アルバイト先のおじさんは、
浅草のお店に勤めていたのですが、
当時の浅草は芝居小屋、映画館などがある
日本一の繁華街。

普段でも休日は身動きできないほど
混雑していたのですが、藪入りの日は
それに輪をかけて混んでいて、
身体が持ち上がるほどだったとか。

そのおじさんは、実家が遠かったので、
藪入りでも実家に帰らず、勤め先近くの
浅草の繁華街で同じ奉公先の人たちと、
芝居・映画を見たり、遊園地(花屋敷)に行ったり、
ご飯を食べに行ったりして、楽しんだと言います。

年にわずか2日の休みですから、
その日は1分1秒たりとも無駄にできない
と前の夜から頭の中で、いろいろと
次の日の動きを組み立てていたそう。

その時が一番楽しかったとも。

ただ楽しい時間はすぐに過ぎ去る。

藪入りの日はあっという間に終わりになってしまう。
夕方になるととてつもなく寂しかったそうです。

その藪入りの楽しさと寂しさは、
何十年たっても忘れられず、
その思い出を語らずには入られない。

なのでこうして新しくきたアルバイトの子に
同じ話を繰り返し聞かせるのだと。

丁稚奉公のつらさ、藪入りの楽しさは、
そのおじさんだけでなく、
母方の本家のおじさんや、
祖父の小学校時代の同級生などから、
何度も聞かされています。

年にわずか2日の休みなど、
今だとブラック企業の最たるもので、
想像もできませんが、藪入りの待ち遠しさは
なんとなくわかる気もします。

今は休みも増えていますが、
なんとなくだらだら過ごし、
逆にうまく休みを使いこなせていない
気もします。

昔に戻れとは思いませんが、
短い休みでも完全燃焼して
使い尽くした先輩たちの時間の使い方は、
真似してもいいのかなと思います。

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