近所の中学校の前を通ったら、
衆議院議員選挙のポスター掲示板が
立っていました。
ふと立ち止まって眺めていて、
あることに気づきました。
今回の候補者がみな若いということです。
帰宅後、新聞で調べてみたら、
みんな、年齢が、アラウンド40、
すなわち30代後半から40代前半でした。
掲示板を見て、また帰宅後、新聞で候補者の
経歴を見て、昔、聞いた
ある経営コンサルタントの話を
思い出しました。
それはリストラクチュアリングについてです。
リストラクチュアリング、略してリストラは、
企業が事業を見直し、事業構造の転換を目指すこと。
しかし多くの場合、不採算部門を切り捨てる方に
目が向き、リストラとは人を減らすことと考えている。
しかしリストラとは、
新規事業に乗り出すという
積極的な側面を忘れてはいけない。
貴重な人材をやめさせるだけでなく、
新たな部署、事業に再配置をするのだと。
また従来の事業を継続する場合も、
そのあり方を見なおすことが必要と。
その時、最も効果的なのは、人を変えることである。
「変える」であって、やめさせる、削減することではない
ともう一度、その人は念を押しました。
ともかく人を変えると、
頭=考え方が変わるので、
その組織は変わっていくのだと。
こうして組織は新陳代謝を図っていく。
これは、会社という組織だけでなく、
社会、国も同様。
人は年をとっていき、
自然と人が変わっていく。
その積み重ねで、社会が変わり、
時代が変わっていくのだと。
今朝の朝刊に、今回の選挙には出馬せず、
政界を引退する政治家(前衆議院議員)の
方々のこれまでの自分の業績についての思い出、
日本の今後についての考えが掲載されていました。
自分の選挙区の顔ぶれに加え、
その引退する人達の顔ぶれを見て、
はっきりと時代の流れ、移り変わりを感じました。
新たな時代が、
良い方向に向かうことを
祈るばかりです。
コメント