「きれいな心のつくりかた」。価値の高いものは値切らない。

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先日、新聞の書籍広告に、

[amazonjs asin=”486651020X” locale=”JP” title=”きれいな心のつくりかた”]

が出ていました。

内容が箇条書きで示されていました。

《神主さんが教えてくれる
心を清らかにする生活術

・いらないものは潔く捨てる」
・価値の高いものは値切らない
・1日の中に「無音」の環境をつくる
・「今、この瞬間」に集中せよ
・年に2回ほは心と体の大掃除をする
・人と会う前にペットボトルの水で
手/口を清める
・絵文字・スタンプを使わない
・理解できないものも認める
・お米の「神聖な力」を噛みしめる
・小さな違いに目くじらを立てない
・ゴミ捨てで“厄”を落とす

今すぐでぎる!
気持ちのリセット&コントロール法》

眺めていて少し驚きました。

これまで両親・祖母などに教わった項目が
ずらりと並んでいたからです。

すでにこのブログで
詳しく記したものもあります。
(・1日の中に「無音」の環境をつくる
・「今、この瞬間」に集中せよ)

著者の石崎貴比古さんは、
茨城県石岡市にある1300年の歴史ある
常陸国総社宮の禰宜です。

《平成29年|2017年09月28日
【出版のお知らせ】常陸国総社宮 禰宜 石崎貴比古著『きれいな心のつくりかた』》
http://sosyagu.jp/%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B/96.html

こうした神道の教えというのは、
昔は、一般的に広く浸透していたのでしょうね。

それを子どもや孫に教えてくれていたのだと思いました。

今回、広告にあげられていた項目の中で、
一番、関心をひいたのは、

《・価値の高いものは値切らない」》です。

これは特に祖母がよく話していました。

「価値の高いもの」とは、祖母の場合、
職人などが技術、経験を込めて作ったもの、
手仕事を指していたようです。

そうしたものを、
例えば注文して作ってもらう場合、
決して値切ってはいけないと。

これには実利的な意味も含まれていたようで、
そうした職人、専門性の高い仕事の場合、
値切ると相手は、自分の能力、腕前を不当に
低く評価されたと感じてしまい、
存分に能力を発揮できない、気分が乗らない。

なので手抜きでというほどではないが、
気分よくしっかり仕事をできない。
それゆえ仕事の質が下がってしまう
ということがありうる。

そうした仕事の質の低下というのは、
素人にはなかなかわかりにくい。

それを防ぐためには、
決して値切ってはいけないのだと。

祖母は、値切る行為は、相手の能力・仕事を
正しく評価できない自分の力のなさと
考えてもいたようです。

値切るということは、相手の仕事・作品を
まっとうに評価できないという
こちらの能力の無さを表しているのですね。

こんな言い方もしていました。

「(自分がその)価値の分からない物には手を出すな」

それがどれほど素晴しい物なのか、
分からない場合は、買ってはいけないと。

物の価値がわからなければ、猫に小判。
活用できず死蔵することになる。
それは物やそれを作った人に失礼であると。

そんなことを久しぶりに思い出しました。

ちなみに著者のいらっしゃる常陸国総社宮は、
漫画家の手塚治虫さんと縁がある神社です。

たしかNHKの「ファミリーヒストリー」で
出てきた記憶があります。

《手塚治虫と常陸国総社宮》

《現在の石岡市が府中松平藩と呼ばれていた江戸時代末期、
藩主・松平播磨守に仕えた手塚良庵という藩医がいました。
世界的な漫画家・手塚治虫先生のご先祖です。
常陸国総社宮では当地と手塚先生の御縁にちなみ、
風土記勅撰千三百年の平成25年、手塚プロダクションの
協力を得て先生の作品を象った授与品の頒布を開始しました。》
http://sosyagu.jp/tezukaosamu/

残念ながらまだ訪れたことがないのですが、
是非、一度、お参りしたいものです。

2016年2月12日
《2/12放送予定 ファミリーヒストリー
「手塚眞〜父は漫画の神様 ルーツは平安の武将〜」》
http://tezukaosamu.net/jp/news/n_1857.html

手塚家の家系図には、
平安時代に活躍した手塚光盛の名が。

長野の須川に光盛の子孫が一族を連れ落ち延びた。
須川の安楽寺に手塚吉兵衛の位牌が祀られていて、
吉兵衛は光盛の末裔と書かれている。

吉兵衛の息子は盛行。
水戸藩の徳川頼房に仕えたのこと。

水戸藩の屋敷があった東京の小石川の地図には、
水戸藩の屋敷近くに手塚良仙という名前があった。

良仙は小石川で開業して水戸藩に仕えていた。
手塚治虫さんの「陽だまりの樹」は、
その良仙の息子の良庵の半生を描いている。

https://tvtopic.goo.ne.jp/program/nhk/23759/957869/
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この記事を書いた人
niki

35年以上にわたり、TV、ラジオ、
イベント制作に携わる。30年余
り、放送関係の専門学校講師を
勤め、企画書、台本の書き方を
教える。10年余りホテルの食に
関するHPの制作、コンサルタ
ントも、行う。新聞は小学4年生
から読み始め、多い時には13紙
を愛読。
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https://nikitoki.blog.ss-blog.jp/
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