「人は他人の記憶の中で永遠に生きられる」。オーネット・コールマンへの山下洋輔さんの追悼文の中の言葉。

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「フリージャズ」を創始した一人とされる
オーネット・コールマンさんが、先日亡くなりました。

その追悼文を、坂田明さん、
山下洋輔さんが発表されていました。

ここで取り上げたいのは、
朝日新聞夕刊に寄せられていた
山下洋輔さんの文章です。

山下さんは、冒頭、文化人類学者・言語学者の
西江雅之さんの次の言葉で始めています。

「人は他社の記憶の中でしか死ぬことが出来ない」。

それを受け、山下さんは、次のように言い換えています。

「人は他人の記憶の中で永遠に生きられる」。

山下さんは、それに続けて「チャーリー・パーカーも
セロニアス・モンクもぼくの中では生きている。
会う機会がないだけで、その音はいつもそばにある。
オーネット・コールマンもそういう存在だ」と書かれています。

以前、別の記事で、ファッション評論家・ピーコさんのお母さんの
「思い出してもらった時だけ、この世に帰ってこられる」という言葉や、
作曲家の船村徹さんの「うわさ供養」という言葉をご紹介しました。

肉体的、物質的に、自分の目の前からいなくなってしまっても、
自分の意識の中にあり続ければ、その人の存在は、生き続ける。
そう考えることができます。

山下さんは、追悼文の最後を以下の文章で締めくくっています。

《訃報に接したからといって、その人が自分の中から無くなるはずはない。
彼の出した全ての音が、ますます輝いて見える。全世界の「自由を求める」
人々の記憶の中で彼は生き続けるだろう。》

お金、地位、名誉。
そうしたものより、体験、記憶は、
人生をより豊かにしてくれるのかもしれません。

あなたの頭の中に、存在し続ける大切な人はいますか?

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「思い出してもらった時だけ、この世に帰ってこられる」、ピーコさんのお母さんの言葉。

追記2015年6月19日
上の文章で山下洋輔さんが引用した西江雅之さん。
2015年6月14日に亡くなっていらっしゃったそうです。
18日に新聞、テレビで報じられました。

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