認知症。
高齢化社会を迎えた日本だけでなく、
世界的にも患者が増えている病気です。
全世界がこの治療薬、治療法を見つけようと
必至になって研究・開発を行っています。
その中で、有力な物質が見つかり、
現在、実験が行われている最中とか。
実験中なのですが、すでにかなり
有望な結果が出ているようです。
その夢のような物質は「プラズマローゲン」。
これは、もともと人や動物の体内にある物質。
抗酸化、イオンの輸送に重要な役割を果たす
リン脂質の一種だそう。
日本で研究開発したのは、九州大学名誉教授で
内科医の藤野武彦さん。
脳疲労を専門に研究されている方です。
20世紀末にアメリカで、亡くなったアルツハイマー病患者の脳で、
このプラズマローゲンが減少していることが明らかに。
その後の調査で、生きている患者の血液でも減っていることがわかりました。
ここから研究がさらに進み、このプラズマローゲンが、
認知症の予防、進行を防止するとの結果が出たのです。
この結果が分かってから、プラズマローゲンを
抽出、精製する研究がスタート。
それを世界で初めてなしとげたのは、
藤野さんと共同で研究を行っていた
九州大学の馬渡志郎博士。
2009年に高純度のプラズマローゲンを
大量抽出・製造することに成功したのです。
このプラズマローゲンを動物実験で確認。
《プラズマローゲンは①海馬の神経細胞を新生する
②βアミロイドによる認知学習障害を改善する
③神経炎症・βアミロイドの蓄積を防ぐ事、
及びそのメカニズムが明らかとなりました》。
次は人。
2013年から、福岡大学医学部(と共同で
アルツハイマー型認知症40人を対象に実験開始。
その結果、プラズマローゲンを投与したグループは、
認知レベルの向上が見られたとのこと。
アルツハイマー型のみならず、
レビー小体型認知症、意味性認知症でも
改善例が見られているようです。
そして2014年11月から、軽症アルツハイマー病400人を目標に、
多施設二重盲検臨床試験(6カ月)が開始し、実験中とのこと。
軽症アルツハイマー病を除く全認知症に対して、
3カ月間のオープン試験(実薬のみ投与)も実施中とのこと。
医薬品になるには時間が10年単位でかかるので、
まずはサプリメントの形で発売するとのこと。
九州医事新報《「プラズマローゲン」で認知症改善。世界が変わる、やっと変わる。》
http://k-ijishinpo.jp/article/2015/201503/001870.html
レオロジー機能食品研究所
http://www.reoken.com/
鶏の胸肉から抽出していたが、現在はホタテ貝から。
プラズマローゲン
http://www.reoken.com/material/plasmalogen.html
http://www.reoken.com/plasmalogen/
製品開発例
プラズマローゲンSゼリー
http://www.reoken.com/product/plasmalogen.html
プラズマローゲン研究所
http://www.pls.jp/
FAB
http://www.plasmalogen.co.jp/
「高純度プラズマローゲン」サプリ
(こちらのサプリは鶏ムネ肉から抽出)
http://www.suppli-tm.com/pls/
夢の扉+
《難題「認知症」に、型破りな手法で挑む!
“5人に1人”の危機!?~ある物質の“知られざる力”とは
ドリームメーカー:
九州大学名誉教授 内科医/藤野武彦さん》
http://www.tbs.co.jp/yumetobi-plus/backnumber/20150208.html
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