9月1日。
防災の日ということで、
非常時に備えるための
記事、番組などが目立ちます。
何かあったときのために、
特別に備える。
以前は、そう思って様々なものを
買い込んだりしていましたが、
何年か前に、専門家の方から、
特別に買ったり、備えたりと考えず、
日常の延長として考えた方がよい
と教えられました。
そのように発想を変えたことで、
実際、気楽に準備をすることができました。
その1つの考え方が、
ローリングストック。
これは、日常、消費しながら、
その都度、在庫を買い足し、
一定量の在庫を確保するというものです。
例えば、ミネラルウォーター。
3年持つとか、5年持つといった特別な
防災水を買わなくても、どこでも買える
一般的なミネラルウォーターを買い、
それを日常、消費しながら、決めた在庫を
下回ったら、その都度、買い足していく。
例えば、4人家族で、2箱を最低限の在庫と決め、
そこを下回ったら、買い足すのです。
続いて役立った考え方は、
「特別なものを買わなくても、あるものでなんとかする」。
最近は、便利なものがたくさん売られています。
臭いを遮断し、コンパクトに処理できる簡易トイレ。
いくつか準備しておけば確かに万が一の時には
役立つことでしょう。
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しかし全ての物を準備しておくことは無理。
努力しても万全といかないこともありますし、
用意していても、災害時に持ち出せないことも。
そうした時は、ソレを手に入れると考えるのではなく、
同じ機能を果たすために、手持ちのもので
何とか出来ないかと考える。
最善でなくても、ベターを求める。
排せつ物を処理するのに、上のような製品がなくても、
ペット用の猫砂、小さくちぎった新聞紙、広告用紙を
ゴミ袋の中に入れて代用。
そうした考え方をすれば、かなりのことが間に合います。
また防災は、いっぺんに完璧を目指すのではなく、
例えば、1ヶ月にこの日と決め、また予算を決めて、
1つずつ備えをしていく。
11日をわが家の防災の日と決めて、
その日に点検。
また1ヶ月に、5000円は防災に使うお金
と決めて、今月は、例えば、キッチンの
防災を行う。(戸棚の下に滑らないシートをしく、
揺れても扉が開かないストッパーを整備など)
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