今年2015年のノーベル医学生理学賞受賞の大村智さん。
母校は、山梨県立韮崎高校です。
その伝統行事「強歩大会」が2015年10月4日に開かれました。
これは、山梨県立農業大学校(北杜市長坂町)をスタートし、
男子は長野県諏訪湖まで44.1Km。
女子は青柳駅までの28.9Kmを歩き通すというものです。
だいたい7時間半から9時間かけて完歩するとのこと。
《第42回強歩大会が実施されました。》
http://www.niratakah.kai.ed.jp/H19/kyouho.htm
今年で42回ですので、大村さんがいらした頃は、
この強歩大会は行われていなかったようです。
この強歩大会の目的は、
校訓でもある「百折不撓」の
精神を養うことだとか。
「百折不撓」とは、学校のサイトには、
《百回くじけても絶対にあきらめない!強靭な心と体を作ろう!》
と紹介されています。
大村さんは、高校時代、スキー部などに所属。
クロスカントリーを熱心に行っていたそう。
北海道や長野の強豪県の練習のやり方などを
学んだとのこと。
そこで悟ったのは、ただ真似するのではなく、
自分なりの工夫を加えること、そして
粘り強く諦めない精神だったとのこと。
ノーベル賞を受賞した後の会見、インタビューなどで
「失敗してもやってみようという気持ちが大切」
とおっしゃっていますが、まさにこの校訓の精神ですね。
で、ふと我が身を振り返ってみました。
高校に限らないのですけれど、
これまでの校訓は何だったか。
うーん。
思い出せない。
母校(小中高そして大学)の
ホームページをチェックしてみました。
校訓がなくなって「マニフェスト」に
変わっていたりしましたが、見事なまでに忘れている。
あなたは母校の校訓を覚えていますか?
こうして見ると母校の精神は、
自分には少しもしみて
いなかったのですね。
校訓はそうでも、いろいろな先生方から、
人生の指針になるような話、言葉は
たくさんいただいたので、それを糧にして
これからも生きていこうと思います。
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