明治天皇の玄孫(やしゃご)の
竹田恒泰さんが、2015年4月19日、
一般女性と結婚したことをブログ、
出演番組で明らかにしたそう。
2015年4月20日の日刊スポーツに、
その記事が掲載されています。
《竹田恒泰氏結婚、華原じゃなく能年似20代一般女性
[2015年4月20日7時44分 紙面から]》
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/1464244.html
電子版にはないのですが、
紙面には、
《もし、子どもが生まれたら…
明治天皇「来孫」(らいそん)
ちなみに昆孫、仍孫、雲孫…と続きます》
と書かれていました。
親子、子孫関係の単語を並べると
親
子
孫
曾孫(ひまご)
玄孫(やしゃご)
玄孫は、「げんそん」との読みも。
来孫(らいそん)
昆孫(こんそん)
6代後。
仍孫(じょうそん)
大辞林には、
《じょう そん[0]【仍▼孫】
自分より七代後の子孫。子・孫・曾孫 (そうそん)・
玄孫・来孫・昆孫の次。》と出ています。
雲孫(うんそん)
デジタル大辞泉、大辞林には、掲載されています。
大辞泉には次のように由来が説明されています。
《雲のように遠く隔たっている子孫の意》なんだとか。
https://kotobank.jp/word/%E9%9B%B2%E5%AD%AB-442636
なおこれより下は、特に決まった言葉はないようです。
(雲孫の子、孫というように言う)
以前、「五世同堂」(ごせいどうどう)
という言葉を聞いたことがあります。
これは、親、子、孫、曾孫、玄孫の五世代が、
同じ家に暮らすことで、非常に珍しいことから、
おめでたいこととされてきました。
長寿社会となった日本、探せば結構な数いるのかも。
そういえば以前、テレビ番組で見た覚えが。
ご先祖様のほうですが、
親
祖父母
曾祖父母
高祖父母
これより上の言葉は特にはないようです。
日本の民法では、
「6親等内の血族、配偶者、3親等内の姻族」が「親族」。
(民法第725条)。
本人からいうと、上は、高祖父母の祖父母、
子孫は、昆孫までが「親族」ということになります。
日本だと普段、そんなに親族や父方・母方(姻族)
のことを意識しませんが、韓国の知合いによれば、
それは非常に重要なんだそう。
呼び方も別で、複雑だとか。
また親族の範囲も8親等で、
様々な行事に集まるとのこと。
《親族の呼び名一覧》
http://japanese.visitkorea.or.kr/jpn/CU/CU_JA_2_9_7.jsp
日本で8親等の親戚とつきあいがあるって人は、
そう多くはないんじゃないかなー。
英語、中国語と日本の親族名称について書かれています。
《 高杉親知の日本語内省記 > 親族名称の比較》
http://www.sf.airnet.ne.jp/ts/language/kinship.html
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