健康で長生きするためには、
動くこと、歩くことだと言われます。
けれど足の筋肉の衰え、足裏のアーチの低下、
さらに関節のトラブルなどで、運動したり、
歩くことが出来にくくなっていきます。
扁平足、足の爪の変形など
足にトラブルを抱えている人は
意外に多いのに、老化だからと
そのままほっておいて、痛みや不具合をそのままに
我慢している人も多いようです。
以前、転倒防止のための靴下や
ウォーキング専用靴下のご紹介をしました。
それらを利用することで、
踏ん張りがきき転倒しにくくなった、
疲れが減り、運動量が増えるという経験をしました。
知合いの高齢の方は、年をとってから、
もともとO脚気味だったのが程度がひどくなり、
以前より同じ距離を歩いても疲れやすくなり、
また膝・爪などに痛みが出ることが多くなったそう。
靴下、靴などもスーパー、量販店でサイズだけ
合わせて買っていたとのこと。
あるとき、ショッピングセンターで
靴販売のイベントをやっており、
たまたまそこに通りかかったので、
立ち寄ったとのこと。
そこにいたのは、シューフィッターと呼ばれる
資格をもった人。
足に関する基礎知識と靴合わせの技能を習得し、
足の疾病予防の観点から正しく合った靴を販売する
シューフィッティングの専門家です。
《足と靴と健康協議会》
http://fha.gr.jp/
見てもらったところ、その人が履いている
靴のサイズは小さすぎ、また足幅、甲の高さにも
あっていなかったそう。
靴下も薄くて中ですべりやすいものをはいていたと。
土踏まずも下がっているので、アーチを支えるインソールを
使った方がいいとも。
その方にあったサイズ、デザイン、メーカーの
ものを紹介してくれたとのこと。
また靴外来という足、靴に関する医療機関もあると
教えてくれたといいます。
お勧めの靴をはいたところ、かなり歩きやすく、
いつもと同じ距離を歩いても、疲れが少なくなったと。
けれど足の爪などが心配だったので、近所の靴外来に。
(足と靴の外来)
http://www.vansan.co.jp/fusspflege/foot_shoe_clinic.html
(その方がみてもらったところは、
現在、靴外来をやめてしまったそうです)
そこでオーダーメイドのインソールも
作ってもらったとのこと。(保険適用)
足のトラブルで悩んでいる人はもちろんですが、
そこまでいかない方でも、シューフィッターや
シューマスターと呼ばれる足と靴の専門家のいる店に行き、
自分にあった靴、インソールなどを選ぶことは、
年を取っても元気にあるく機能を維持する上で大事なことだと
感じました。
コメント