「鯛めし」。
あなたは召しあがったことはありますか?
2016年6月16日の読売テレビの
「秘密のケンミンSHOW」は
《俺たち瀬戸内海ケンミンだヨ!全員集合!!》
http://www.ytv.co.jp/kenmin_show/secret/this_week/index.html
特集は「鯛めし」と村上水軍の2つでした。
愛媛県の「鯛めし」は、東予・中予地方は、
鯛を丸ごと1匹ご飯と一緒に炊き込むタイプと
南予地方の生の刺身にタレと生卵を絡ませ、
ご飯にかけて食べるタイプの2種類があります。
親戚は中予の松山、東予の西条周辺が多かったので、
炊き込むタイプの「鯛めし」になじみがあります。
思い出に残っているのは、旧北条市の沖に
浮かぶ鹿島で食べた「鯛めし」。
北条港から小さな船でおよそ3分。
そこが鹿島。
周囲1.5キロほどの小さな島です。
港に面した島の船着き場から
すぐの所にあるのが、
嘉永6年創業の太田屋旅館鹿島店。
太田屋旅館
http://iyo-ootaya.info/
海に突き出すように建っていて、
座敷は三方が海に囲まれていて、
ガラス窓から海を眺めながら
食事をすることができます。
使う鯛はその目の前の
斎灘(いつきなだ)でとれた天然鯛。
その鯛と醤油出しだけで炊き込みます。
海を眺めながらの鯛めしは、シンプルですが、
他に何もいらない味。
その味の記憶はしっかり残っています。
父方の祖母宅が鹿島の近くにあったので、
小さい頃は何度も行き、鯛めしも食べたのですが、
大きくなってからは訪れていません。
近いうちに是非、訪れたいものです。
鹿島 神功皇后の伝説の場所、
鹿島城跡(島の山の頂上あたりに名残がある)
鹿島神社には神のお使いの鹿がいる
瀬戸内海国立公園の一部。キャンプ場もあり、
夏には海水浴も出来る。
恋人の聖地サテライトに。展望台の「幸せの鐘」を
夫婦岩を見ながら二人で鳴らすと恋が成就する?
https://www.city.matsuyama.ehime.jp/kanko/kankoguide/shitestukoen/kashima/
そうそう、やはり小さい時に、
その祖母の家の近くから、漁師さんに船を出してもらい、
(漁のついでに乗せてもらった?)
そこで釣り上げた鯛を、船上で調理した
鯛めしをいただいたこともあります。
もともと鯛めしは、漁師が漁の途中、
船の上で炊いて食べたと言われているそうで、
まさにその起源のそれを頂いた訳ですが、
これも、素朴ながら絶品で、今でもしっかり
思い出すことができます。
そしてもう一つの特集の村上水軍。
こちらは先ほどの鹿島の水域から
少し北にあがった、しまなみ海道の海域、
芸予諸島の能島、大島、因島を根城にした水軍です。
(支配していたのは斎灘、燧灘を含む。なお先ほどの鹿島には
鹿島城があり、来島村上家の一族が本拠としていた)
今年4月に日本遺産に認定。
下は今治市の大島にある
村上水軍博物館(波の音が出るので注意)
http://www.city.imabari.ehime.jp/bunka/suigun/
番組でも紹介していましたが、
ベストセラーとなった「村上海賊の娘」で、
すっかり有名になりました。
親戚の叔父さんが、もうずいぶん前になるのですが、
ご先祖様について調べたことがあります。
村上水軍の末裔ではなかったのですが、
国宝の島と言われる大三島。
そこには、全国にある重要文化財の
甲冑のうちおよそ7割強を所蔵する
大山祇神社という大きな格式のある神社があります。
村上水軍の守護神としても大いなる信仰を集めた神社です。
叔父さんによれば、わがご先祖様は、
そこの神官の一人だったものの、
なにか失敗して、島を去ったんだそう。
そんなところから、今回の村上水軍の特集も
大きな興味を持ってみました。
大三島、大山祇神社は、今から15年ほど前に、
一度行ったことがあるのですが、そのときは、
駆け足だったので、次回は、じっくりと、泊まりがけで
ご先祖様のことを考えながら、あちこち訪ね歩きたいですね。
そうそう、「秘密のケンミンSHOW」、来週は、
《瀬戸内海ケンミンSP後編!》らしいので、
また見なければ。
http://www.ytv.co.jp/kenmin_show/next/index.html
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