久しぶりに友達(女性)に会って食事をしました。
少し前に、神奈川から浜松に引っ越したそう。
気候も良く、住んでいる人も親切で、
すごくいいところなんだけれど、
ひとつどうしても
気になることがあると言います。
何かと尋ねたところ、
「スーパー、肉屋にほとんど牛肉が売っていない!」。
詳しく聞いてみると、「売っていない」というのは言い過ぎだけれど、
東京、神奈川などに比べると、牛肉売り場の面積は極端に狭く、
売っている牛肉も、オージー・ビーフなどの輸入肉が多いんだそう。
なので日頃の献立に困っているとのこと。
ある日、よく行くスーパーの売り場の担当者にその理由を尋ねた所、
「東京など外から来られた方からいつも言われるんですが、
はっきり言えば、需要がないからです」と答えられたそう。
そういえば、昔、別の友達から、
浜松の豚肉の話を聞いた覚えが。
浜松は宇都宮と並び餃子の消費量で
日本一二を争うことで知られていますが、
それに使われる肉は豚肉。
それだけでなくカレーはもとより、
すき焼き、ハヤシライスなどでも、
豚肉を使うのが一般的と。
その理由は、浜松周辺は、美味しい豚肉が
多いからなんだそう。
なので、牛肉より豚肉になったと。
静岡新聞、《地元の“味力(みりょく)”発見
食べよう!遠州の豚肉(2012年2月9日号掲載)》
http://www.vivere.jp/special/2012/02/post-30.html
《浜松市の場合、総務省の家計調査(※)によると、
豚肉の消費量は牛肉の約5倍。年間約20kgを消費しており、
全国第10位》
銘柄豚の一つ、
《「ふじのくに浜名湖そだち」は平成12年「2000食肉産業展」の
銘柄ポーク好感度コンテストでバランスのとれた味わいが評価され、
味部門で全国1位に輝いています。
また「銘柄豚肉ハンドブック’09」(食用通信社)によると、
この地の銘柄豚は10種類以上。》
おお、やっぱりそうだったんですね。
美味しい豚がたくさんあるんだ。
これだけ味の良い豚肉があれば、
牛肉の品揃えもすくなく消費量も減るんでしょうね。
さらに思い出しました。
その友達から、ずいぶん前ですが、
浜松に日本一のトンカツを食べに行こうと誘われたのでした。
「浜松にうなぎではなくトンカツ?」
と意外に思ったことでした。
食べログやグルメ雑誌・番組などで、
「日本一」と評価された店があったみたいです。
これも素晴しい銘柄豚がいくつもあるからなんでしょうね。
浜松に住んでいる友達によれば、
豚丼、生姜焼きでもびっくりするほどの
お店があるようなので、機会をみつけて、
浜松を訪問して味わいたいですね。
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