1日3食、おやつもいれると4回。配膳、片づけ、掃除の手間を少なくしたのは1枚のトレイ。

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あなたのお宅では、食事はどのようにされていますか?

テーブルと椅子。
ぞれとも昭和のようなちゃぶ台?

その上にお皿、お箸、スプーン、
フォークなどはどのように置いていますか?

わが家では、テーブルと椅子。
テーブルには綿の生地に特殊な
防水加工をしたテーブルクロスをしいています。
お皿、茶碗、お箸などは、各自の席の前に
一つづつ置いています。

こうした家庭は多いのではないでしょうか?

知合いの高齢のご夫婦も、
長年ずっとわが家と同じような方式を
とっていました。

ところがそれを変えたといいます。
きっかけは、数年前の旦那さんの入院。

病院での食事は、一食ごとに
トレイにセットされて運ばれ、
ベッドの上のテーブルに置かれ、
終わったら、トレイごと下げる。

レストランや定食屋、会社の食堂などでも、
こうしたトレイに乗せて運び、テーブルの
上にトレイを置き、食事をするという方式が多いですね。

奥さんはこのトレイ方式を見て、
わが家もこうした方が配膳も後片付けも、
またテーブルの上の掃除も楽になると
気づいたといいます。

ただ安食堂のプラスティックなどのトレイだと、
味気なくなるので、木製でしかもすべりにくい
お盆・トレイを探したそう。

最近は、そうした条件にあうものも売られているんですね。

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いくら木製でも安っぽくなるかなと
心配したそうですが、高級感もあり、
なにより食事にかかる手間が大幅に減り、
しかもこれまで何度言っても、食べ終わった
食器を下げてくれなかったご主人が、
自ら流しに運んでくれるようになったんだそう。

いつものテーブルにお盆・トレイを加えただけですが、
たったそれだけのことで、不便が解消され、日々の
暮らしが楽になり、ほかのことに気を使えるようになったと
いいます。

そういえば、昔、近所の親戚の商家では、
店員さんが、店の裏の板の間に座り、
みんな箱膳で食事をしていました。

調理の女性が箱膳の上に茶碗、お皿、お椀、
箸を並べ、ご飯、汁、おかず、主菜を盛る。

盛り付けが終わったものを店員が自分で運び、
板の間に座って食事をする。
食べ終わったら、箱膳ごと、台所に運ぶ。

食器を洗ったら箱膳を部屋の隅に積む。

そんな暮らしをしていました。

箱膳とまではいかなくても、
お盆やトレイを使って食事をする
というのは、小さな工夫のようで、
大きな生活改善かもしれないですね。

毎日の生活には、ちょっとした工夫で
大きく暮らしを楽にすることがまだまだ
隠れているかもしれないと感じたことです。

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プロフィール
この記事を書いた人
niki

35年以上にわたり、TV、ラジオ、
イベント制作に携わる。30年余
り、放送関係の専門学校講師を
勤め、企画書、台本の書き方を
教える。10年余りホテルの食に
関するHPの制作、コンサルタ
ントも、行う。新聞は小学4年生
から読み始め、多い時には13紙
を愛読。
ブログ「トクダス」
https://nikitoki.blog.ss-blog.jp/
ブログ「人生やり残しリスト」
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