学生の時は読みのが苦痛。
卒業すると、もう不要とばかりに捨てた。
そんな方、多いのではないでしょうか。
そう教科書の話です。
ところが、年を取ってくると、
逆に教科書が懐かしくなり、
また体系的に新しい知識を得られる本
として、大いに見直されているようです。
自分より少し上の知合いもその一人。
教科書を読むことに熱中しているんだそう。
きっかけは、NHKラジオ第2の「朗読」という番組。
ここで、
《国語の教科書で読んだ海外の名作短編<全10回>》
(ストリーミング放送が聴けます)
http://www4.nhk.or.jp/roudoku/316/
という放送をしたんだそう。
タイトルにあるように、国語の教科書に出ていた
名作短編をアナウンサー、俳優が読むというモノ。
それを聞いている内に、他の作品・教科書を
読みたいと思うようになったそう。
それからそうした内容の本はないかと探してみたら、
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といった本が出ていることを知ったそう。
次に目を付けたのは、日本史と世界史。
年を取るにつれて、歴史に興味を持つようになり、
テレビの歴史番組を数多く見るようになった。
しかし、卒業してずいぶんたっているので、
多くを忘れていたり、新しい学説、発見などを
十分に知らない。
テレビの番組は親切に説明してくれるものの、
やはり断片的。
なので、まとまった流れを知りたいと、教科書や
それにまつわる書籍を探して読んでいるといいます。
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ニッポン放送、
《大人の“学び直し” ~かつての教科書を
手に取る中高年続々! 【ひでたけのやじうま好奇心】
2016/06/22 09:00 》
http://www.1242.com/lf/articles/8364/
《JR大久保駅から徒歩1分の所にある、
教科書販売会社「第一教科書」》は、
《一般の人も買うことができ》、
《30代から70代の大人たち》が、
《歴史などの社会科、国語、数学、英語などの
教科書を手に取ってはあれこれと買ってい》くんだそう。
《1冊300円から900円程度》と
教科書の価格は安く設定されているのも、
大人の学びなおしにぴったりなのかもしれません。
こんな記事も2015年に出ていました。
《大人の教養は「教科書」で身につけよう!
下手なハウツー本よりずっと使える
AERA編集部 2015年06月23日》
http://toyokeizai.net/articles/-/74254
昔の教科書ではなく、それを基にした解説本。
青春出版社、《大人の教科書・参考書》
http://www.seishun.co.jp/?s=&ser=s11
世界史・日本史の学びなおし本は買っているので、
次は国語の教科書、さらには数学なんかも
買い直して、読んでみたいですね。
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