「宝水」をご存じですか?
以前、このブログで書いたことがあるのですが、
旅館などで枕元に置かれていた水差し。
その水差しや入っていた水を「宝水」と言います。
夜中に、のどが渇き、起きる。
その渇きをいやすための水が宝水。
夜中の水不足は、足のつりや、脳梗塞、
心筋梗塞を招きます。
宝水はそれを防いでくれるものなんですね。
小さい時、親戚のおじさんの家に行った際、
この宝水がおじさんの枕元にあって、
不思議に思ったものでした。
なんであんなものがあるのだろうかと。
大人になると夜中にのどが渇くのかなと。
最近になって、ようやくその意味がわかりました。
のどが渇いて目をさますことがあるんですね。
まあ若い時にも、お酒を飲んだときなどは、
のどの渇きに耐えかねて起きることがありましたが……。
目をさましてすぐのところに、
水があると、わざわざ布団から出て、
歩いて、冷蔵庫などに行く必要がありません。
立ち上がらずに寝たままで飲めると、
そのまままた寝入ることが出来る。
ところが立ち上がって、動いてしまうと、
目がしっかりさめてしまって、
すぐに寝付かれないのですね。
これが枕元に水がある利点の一つ。
ところが、昔ながらのガラスの水差しは、
ふとした拍子に倒したり落としたりして、
割れるのが心配。
また最近のペットボトルでは、
ひねって開けにくかったり、
飲みにくかったりします。
知合いがいいものがあると、
利用しているのが、子どもや幼児に
水、ジュースなどをのませるストロー付きの容器。
これだと倒してもこぼれないし、
ふたをあけるだけですぐに飲めます。
なんなら寝たままでも飲める。
ただそのままだと保温性がないので、
夏はぬるく、冬は冷たすぎる。
さらに探したところ、保温性のある
ストロー付きの容器を見つけたそう。
それが、サーモスの真空断熱ストローボトル
http://www.thermos.jp/product/detail/fhl-400.html?color=BW
保冷専用なのでお湯は入れられませんが、
冬でも常温なら、冷たくて困るということもないそうです。
災害時などの備えにも、枕元に
ボトルに入れた宝水を用意しておこうと思いました。
〇枕元に水があると、朝目覚めた時、
ベッド、布団の中で、ゆっくり一杯のみ、
体を目ざめさせられる。
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