ハワイのウグイスのオスは、競争が少ないのでさえずりが下手?

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朝日新聞にハワイのウグイスのさえずりは、
日本のそれに比べて単純であるとの記事が出ていました。

ネットの記事には動画があったので、聞いてみると、
ハワイのウグイスのさえずりは、
聞き慣れた「ホーホケキョ」ではなく、
なんともへたくそな「ホーホピッ」
といったものでした。

このウグイスの研究は、国立科学博物館の
浜尾章二・脊椎動物研究グループ長が行ったもので、
このほど発表された論文によれば、
《競争のない環境にいると数十世代で》さえずりが、
《単純な節回しに変化してしまう》と。

パシフィック・サイエンスに掲載
《Rapid Change in Song Structure in Introduced Japanese Bush-Warblers (Cettia diphone) in Hawai‘i1》
http://www.bioone.org/doi/abs/10.2984/69.1.4

〇ウグイスのさえずり
オスが繁殖期に行う。役割は、縄張り確保とメスを引きつけること。
その効果は、複雑なほうが有利であるとわかっている。

〇ハワイのウグイス
日本本土から、80年ほど前に持ち込まれ野生化。
《ハワイのほうが低く短い音で、音程の変化も乏しい単純な構造》。

〇日本のウグイスとハワイのウグイスの繁殖、生態の違い
日本のウグイスは、《季節ごとに移動して春先に繁殖地で縄張り争いをする》
《ハワイでは通年同じ場所にとどまり暮らしている》。

なお日本でも、《小笠原諸島などでは単純なさえずりになる傾向がある》。

朝日新聞、2015年5月11日。日本、ハワイのウグイスのさえずりを収めた動画あり。
《ウグイスが「ホーホピッ」 競争ないとさえずり手抜き?》
http://www.asahi.com/articles/ASH58460WH58UJHB007.html?iref=comtop_6_01

昔、わが家では父が、鑑札をもらい、
オスのウグイスを飼っていました。
毎日、生のエサを作り世話をしていました。

サエズリを競うコンテスト「鳴き合せ会」が行われていました。
若いウグイスは、うまく鳴くことが出来ません。

彼らは、上手な先輩の鳴き声を聞いて、
それを真似するうちに上手になっていくのです。

わが家で飼っていたウグイスも、
コンテストで上位に入賞したウグイスを
飼っているところに出かけ、その鳴き声を聞かせたり、
オープンリールのテープレコーダーに録音したものを
ずっと聞かせ続けたりして、特訓していました。

今は一般の人がウグイス、メジロなど野生の鳥を
飼うことは出来なくなっているので、こうした
伝統も廃れていると思います。

日本の鳥百科ウグイス
http://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/8.html
〇姿をメジロと間違えている人が意外に多い。

現在、中国などから鳴き声鑑賞用にガビチョウ、
ソウシチョウが輸入されている。
1980年代から野外に定着し、ガビチョウは、南東北、関東西部、
北九州北部などから分布域を広げている。
ソウシチョウは、関東以西を中心に飛び火状に分布を拡大。

ソウシチョウは、ウグイスと同様な環境を好むため、
増えると、ウグイスの繁殖力が下がるとされる。

2種とも特定外来生物に指定。
捕獲、飼育は禁止。(環境省)
https://www.env.go.jp/nature/intro/5pr/files/r_soushicyou.pdf
外来生物法、ソウシチョウ
http://www.env.go.jp/nature/intro/1outline/list/L-to-04.html
ソウシチョウの間接的影響
https://www.env.go.jp/nature/intro/4document/sentei/mamm_bird02/ext02-2.pdf
侵入生物データベース、ソウシチョウ
http://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/20160_ref.html

四季の自然科学教室、ウグイスの初鳴き前線
http://www.sizenken.biodic.go.jp/pc/ikimono/thema/02/setsumei/uguisu.html

〇ウグイスのフン。
洗顔料として使われていた。
わが家のフンも近所のゲイシャさんにあげていた。
市販でもウグイスのフンが売られていたが、
それは、ソウシチョウのフンがほとんどだそう。

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