2016年11月14日の朝日新聞に、
「つくバック」という言葉が出ていました。
《茨城県つくば市で学生時代を過ごした筑波大生が、
社会に出てからつくばに戻って住む》ことを指すんだそう。
こうした動きが、最近、増えているようです。
つくば市に帰ってくる理由は、
《つくばエクスプレス(TX)の開業や教育水準の高さ》とか。
これにつくば市が着目し、
人口減少の歯止めにと期待しているとの内容でした。
《筑波大生の「つくバック」、市が着目 かつては陸の孤島》
http://www.asahi.com/articles/ASJCB6714JCBUTIL03H.html?iref=comtop_favorite_03
じつは高校の同級生が、筑波大学に進学。
そのままずっとつくば市に住み、暮らしています。
つくば市から離れて戻っていないので、
「つくバック」ではないのですが。
筑波大学、かつての東京教育大学。
東京からつくば市に1978年(昭和53年)に移転しました。
移転してまもない頃、進学。
当時は、東京から筑波に行くのは大変で、
朝日の記事にあるとおり、
「陸の孤島」と呼ばれていました。
(何度か友達の下宿に行ったことがある)
大学・研究機関のある筑波学園都市は、
そのつくば市の中心部からも離れていて、
本当に大学しかないという寂しい場所でした。
なので、ちょっと東京へという訳にもいかず、
友達は大学、そして近くのアパートを往復という
大学生活だったよう。
娯楽、出会いも少なかったためか、
大学の同級生、先輩後輩とつきあうことが多く、
アパートで同棲なんてことも多かったとか。
「つくば同棲」なんて言葉があったような。
またキャンパスが広く、
買い物など生活のためには、
自転車が必須。
友達も入学してすぐ自転車を買って毎日酷使。
そのため大学4年間で2台買い換えたとか。
いつ頃からか東京との往復に直行バスが開通。
これでずいぶん便利になりました。
TXつくばエクスプレスが出来てからは、
もっばら電車を使っているそう。
ただつくばエクスプレスの駅までが
結構あるので、そこまでは自動車で。
自然が一杯で野外活動には不自由しないそう。
またおしゃれな店、レストランなども
たくさんでき、昔とは様変わりしているようですね。
友人は退職後もつくば市に住み続ける予定。
同級生たちに、定年後の移住を勧めています。
長い間、つくば市には行っていません。
変貌ぶりを見に行こうかなー。
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