ロシア、部分的な動員令。招集令状か召集令状か。

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ロシアが部分的な動員令を発令

ロシアで、プーチン大統領が、21日に発令した部分動員令。それに基づいて、
予備役の招集が始まりました。現在は軍隊経験のある予備役の人が対象ですが、
今後、対象が広がるとみて、周辺国に脱出するロシア人が増加していると
伝えられています。

テレビ、新聞では「招集令状」と記述

これを伝えるニュースで気になったのが、対象となった人たちに送った
「しょうしゅうれいじょう」の表記です。
自分は、「召集令状」だと思っていたのですけれど、テレビ朝日の
大下容子ワイド!スクランブル、テレビ東京のWBSでは、「招集令状」を
使っていました。
日本経済新聞でも、《ロシア「招集令状」に不安と不満 政権に揺らぎも》
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR21B7C0R20C22A9000000/
と「招集」となっています。他にも毎日新聞では、「召集」ではなく、
「招集」が使われています。
ATOK、グーグル日本語入力では、「しょうしゅうれいじょう」と入れて、
変換ボタンを押すと、候補に「召集令状」しか出てこず、「招集」は
出てきません。

招集、召集の意味、用法

コトバンクでは、「召集令状」。
https://kotobank.jp/word/%E5%8F%AC%E9%9B%86%E4%BB%A4%E7%8A%B6-531909
国が、動員のため軍隊への召集を命じる令状のこと。
今回のロシアの場合は、まさにこれだと思うのですが、
上記のように、「招集」が使われています。
「召集」は、大きく2つ用例があり、1、国会議員に対し各議院に集会することを、
天皇が内閣の助言・承認によって命ずること。こちらは憲法上に規定されています。
そして、もう一つが、在郷の軍人を軍隊に召し集めること。辞書の注釈では、国会の場合は、
召集を使うが、2番目の意味では、「招集」と同義で、召集を「招集」と記載するようです。
ということで、まだ辞書には掲載されていませんが、マスコミでは、旧日本軍の場合を除き、
自衛隊、外国の軍隊などの場合は、「招集」「招集令状」と記述しているみたいですね。
NHK放送文化研究所、《予備兵は「招集」する?「召集」する?》
《召集… 日本の国会、旧日本軍に限定する。<例>国会の召集 (旧日本軍の)召集令状
招集… 地方議会、外国の議会、自衛隊、外国の軍隊など、一般的には、この表記を使う。
<例>会議を招集する 予備役の招集》
https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/kotoba/gimon/088.html

小松左京の小説「召集令状」

「日本沈没」で知られる小松左京さん。ご自身の戦争体験をもとにした作品を
いくつも発表されています。「戦争はなかった」「二〇一〇年八月一五日」
「地には平和を」「春の軍隊」「コップ一杯の戦争」「夢からの脱走」
「お召し」「召集令状」が収録されています。

2022年9月25日、日本経済新聞のコラム「春秋」は、小松左京の小説「召集令状」を冒頭に
取り上げています。
《自分に届いた郵便物を手に新入社員が先輩に尋ねる。「これ何でしょう」「召集令状じゃないか」「召集令状って、いったい何です?」。小松左京さんのSF小説「召集令状」はそんな会話で始まる。舞台は終戦から18年後。戦争を知らない若者が町に増え始めた頃だ。》
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD241GB0U2A920C2000000/

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