現役時代、経費切り詰めのプロだった知合いが定期的に行っている生活の見直し。

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定年になり、また年金生活になると、
現役時代より一般に収入が減ります。

最近は寿命がのび、老後破産といった
言葉も世間を賑わせています。

毎日の生活の支出を見直すことが
とても重要となるようです。

定年を何年か前に向かえた知合いは、
現役時代は会社の総務部にいて、
主に会社経費の見直し、削減の仕事に
携わっていたそうです。

その観点から、自分の生活も、
常に見直しをしているとのこと。

いくつかポイントがあるそうです。

〇定期的に見直す 決まった支出(固定支出)こそ見直しを。
1日、1週間、1ヶ月、3ヶ月、半年、1年と
項目によりいろいろありますが、ともかく
期間を決めて、すべての支出の見直しをすること。

毎日出費するものは、買い物の後、その夜にでも見直す。
月毎に落ちるものも、月ごとに見直す。
それが難しい場合は、季節の変わり目(3ヶ月)
もしくは半期(6ヶ月)ごとに見直す。
固定支出とくに光熱費、通信費などは
現在、大きな変化が起こっているので、
見直しをすべきだとか。

〇聖域を設けず、すべてを見直す
「これまで何十年も続けてきたから」とか、
「体に良いから」「おつきあいがあるから」とか、
いろいろな理由で、見直しをパスしている項目が
どの家庭にもあると思います。
一度、そのパスする理由をもう一度、見つめ直してみる。
果たしてその理由は今でも通用するのか?
自分、家族の年齢とともに、変化も生じます。
今、そして将来の生活を考えたとき、必要なのか
どうかを考えて、支出するかどうかを考慮すべき。

〇今と同じ機能、同じ品質が必要か、同品質でも安いものはないか?
そもそも今使っているものと同じ品質が必要か?
もう少しグレードを下げても良くないか?
例えば、航空券。仕事をしていた時は大手航空会社の航空券で
日付も変えられるチケットが必要だが、定年後は、必ずしも
必要ではない。LCCのチケットで十分ならそちらを選択する。
日用品でも大手メーカーの製品と同じ品質のOEM、スーパー、
ドラッグストアのPB(プライベートブランド)があればそちらを選ぶ。

〇整理整頓 いらないものを捨てる
冷蔵庫、洗面台、靴箱などを整理整頓する。
いらないもの、古いものは修理するか捨てる。
必要なものだけが整理された状態で収納されていると、
目的のものをすぐに取り出し、しまえ、時間の節約に
なる。冷蔵庫だと開け閉めの時間が減り電気代の節約に。
またイライラが減るため、ストレスが少なくなり、
ストレス解消の浪費が減る。

〇予算・在庫の上限を決める
例えば外食。予算の上限は決めていますか?
趣味のもの。使える額を決めていますか?
制限を設けるとそれを意識し、行動にセーブを
かけられます。また上の整理整頓にも関係しますが、
日用品の在庫量の上限を決めておくと、無駄な
買い物をしなくてすみ、スペースの節約にもなります。

〇欲しい物ではなく、必要なものを買う
欲しい物があったら、その前に必要なものはないか
考えてみる。見つかったらそちらを優先し金の手当をする。
その後、欲しい物について考える。欲しい物はすぐ買わず、
一度立ち止まる。1日、1週間、1ヶ月待ってみる。
それでも欲しいか? 欲しいなら支出を許す。
「お買い得」「今日限り」「ポイント〇倍」などの言葉、
フレーズには要注意。

プロフィール
この記事を書いた人
niki

35年以上にわたり、TV、ラジオ、
イベント制作に携わる。30年余
り、放送関係の専門学校講師を
勤め、企画書、台本の書き方を
教える。10年余りホテルの食に
関するHPの制作、コンサルタ
ントも、行う。新聞は小学4年生
から読み始め、多い時には13紙
を愛読。
ブログ「トクダス」
https://nikitoki.blog.ss-blog.jp/
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