いつもニュースで伝えられる度に思っていました。
あんな高い値段で落札された食べ物は、
どこの誰が食べるのだろうかと。
夕張メロン、サクランボ、松葉ガニ、白トリュフ。
毎年、初物がとんでもない値段をつけるものがあります。
つい最近では、松葉ガニ。
11月7日になんと500万円の値がつきました。
この松葉ガニの行方を追った記事が
2019年11月26日の産経新聞に出ていました。
《世界最高額500万円のカニはどこへ行った》
https://www.sankei.com/premium/news/191119/prm1911190005-n1.html
500万円で落札されたのは、
鳥取県の最高級ブランドガニ「五輝星(いつきぼし)」だそう。
こちらは、5つの厳しい認定基準を満たしたもの。
鳥取県のサイトでは、
《基準
大きさ 甲幅13.5センチ以上
重さ 1.2kg以上(重量は市場での販売時点に生で計測)
形状 脚が全てそろっているもの
色合い 鮮やかな色合い
身入り 身が詰まっていること
この5つの基準に基づき、10人の目利き人が
厳しい目でトップブランドを選別します。
※重さの基準については、市場での販売時点(生)のものです。》
とあり、全体のわずか1.5%ほどだとか。
《令和元年度の松葉がにの初競りが行われました。》
https://www.pref.tottori.lg.jp/251719.htm
記事では昨年のデータがあがっており、
昨年は、総水揚げ量のわずか0.02%101匹だったとのこと。
今回のカニは、
《甲羅の幅14・6センチ、重さ1・24キロ。》
《落札したのは、鳥取市の仲買業者「かねまさ・浜下商店」》。
実際に、お客さんに提供したお店は、
《割烹(かっぽう)料理店「銀座結絆(ゆいな)」
(東京都中央区銀座7丁目)》。
https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13240349/
聞いたことないと思ったら、今月4日にオープンしたばかりだとか。
お客さんから、五輝星のカニでの接待の注文が
あったので、「かねまさ・浜下商店」に落札を
依頼したとのこと。
11月9日の夜に、男性2人が、
松葉ガニを使ったコースメニューを食したとのこと。
このコースは、通常3万円。
この日の特別コースは、800万円。
《メニューは刺し身や焼きガニ、天ぷら、
しゃぶしゃぶ、雑炊、炊き込みご飯など。》
いやー、それにしてもすごいなー。
わずか1食で800万円か。
接待としても、これ、経費で落ちるんだろうか。
○2018年、200万円で落札されたカニがいるのは、
鳥取市の水族館「とっとり賀露(かろ)かにっこ館」。
https://www.kanikko.jp/
「かねまさ・浜下商店」が落札し、県に寄贈。
そして上の水族館にきたんですね。
なお平成27年、70万円、平成28年、130万円で落札された
カニは、もう死んでいて剥製になって、同水族館に展示。
以前は、松葉ガニを食べに、
日本海のあるお店に行ったことがあるけれど、
今は昔ほどとれなくなったのか、相当高価。
もう手も足も出ません。
《No.5265 交際費等の範囲と損金不算入額の計算》
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/hojin/5265.htm
追記、2019年12月5日。
2019年12月5日放送、
「二代目 和風総本家」、
「先っぽ村でお悩み全部聞いてみた&
追跡!最高級品¥買ったのは誰?」2時間SPで、
この和食店で500万円のカニを召し上がった2人が、
顔出しNGでしたが、登場していました。
(50代の医院経営、50代の投資家)
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