文春オンラインを眺めていたら、
「マキタ沼」という言葉を見つけました。
おそらく、先日、友達が話していたことだな
と見当をつけ、読み進めたらまさにその通りでした。
《深すぎる「沼」 プロ向け工具メーカー「マキタ」の
掃除機を推すこれだけの理由 小林 吹 2019/11/25 11:00 》
https://bunshun.jp/articles/-/15710
まず冒頭で、《「プロ向け」界隈が熱くなってい》る
として、「ワークマン女子」という言葉も生まれた
《作業服の「ワークマン」》をあげています。
そうワークマンはもともと大工さん、屋外作業をする
プロ向けの商品を販売するチェーンでしたが、
高機能で低価格、かさらにはファッション性も評価され、
若者、女性の間で人気となったのですね。
(ちなみに株価も急上昇中です)
続いて「沼」の解説。
こちらは趣味の分野の言葉。
意味は、《 一歩足を踏み入れたが最後、
次々と資金を投入してしまう危険な衝動》。
記事では
《一眼レフユーザーの「レンズ沼」、
万年筆ユーザーの「インク沼」》
の2つが上がっています。
うーん。
自分もかつてはまった沼がありますね。
それはさておき、上のプロ向けと沼を
あわせたメーカーが、「マキタ」というのです。
そうマキタとは、
工具を数多く製造販売している
工具メーカーです。
ビル、鉄道、商業施設の掃除機。
マキタを使っていることが多いので、
誰でもが一度は目にしたことがあるはず。
このマキタでは、
リチウムイオンバッテリーを使える
様々な工具があります。
現場の人が使い回しできるように、
バッテリーが共通化されているんですね。
その共通バッテリーの中で例えば18Vのそれは、
237もの製品が使い回せるとのこと。
というわけで、一つマキタの製品を買うと、
バッテリーが共通であるので、次々と、
便利な電動工具を買ってしまうと。
ちなみに記事にあるように、マキタ製品の多くは、
《「マキタブルー」と呼ばれるカラーリングで
統一され》ています。
実は私は、このマキタ沼にはまっていると
思われる知り合いから、コードレス掃除機を
購入する際に、マキタ製品を勧められ、
実際に購入し愛用しています。
そしてその後、マキタ製品の
共通バッテリーの世界を知った訳です。
バッテリーが数多くの製品で共通していると
どんないいことがあるのか。
まあ使い回しができるということなのですが、
それが大きな力を発揮するのが《大規模災害時》。
手元に例えばマキタの充電されたコードレス掃除機があれば、
そのバッテリーをとって、スマホへの充電を可能にする
USB用アダプタが動かせる訳です。
もちろんのこと、バッテリーは別売となっていて、
本体のみを購入できるので、マキタユーザーは、
バッテリーが必要なければその分、安く購入できます。
災害時に役立ちそうな《ライト、ラジオ、扇風機》などが
たくさんラインナップされています。
記事はその後、
《マキタシステム最初の候補に掃除機》として、
コードレス掃除機の説明、紹介をしています。
アダプターとして、ゴミが目に見えて、紙パックが
ほぼ交換不要となる、サイクロンアタッチメントが
発売されています。
サイクロンでゴミを遠心分離し、アタッチメントの
筒の中にゴミをためて、ほとんど紙パックの中には
ゴミが入りません。
なので、紙パックは交換不要となります。
ただアタッチメントは、差し込むだけの方式なので、
使っているうちに、外れやすいという欠点もあります。
安価なオプション品で、
サイクロン方式の掃除機となります。
こうした点もマキタ製品の良いところですね。
○記事とダブりますが、
マキタの充電池、充電式製品のよいところ。
スライド式で着脱できる方式のもので
複数バッテリーを用意しておくと、空になった
充電池を充電し、その間に別の充電池で作業が可能。
なおマキタの充電器は優秀で、充電時間は極めて短く、
20分ほどで充電完了。(18Vのタイプでも40分ほど)
自分はまだマキタ沼のほとりにたたずんでいるだけで、
中には入っていないのですが、もう引きずり込まれそうです。
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