糖尿病、糖尿病予備群の人の数が増えています。
カロリーをとらなくなったのに、なぜ?
その原因はズバリ、
その一人が、横田 邦信(よこた くにのぶ)東京慈恵会医科大学教授。
ミネラル研究の第一人者です。
日本人の食生活を徹底的に研究したところ、次のような仮説を持つに至ったそう。
戦前の日本人で、糖尿病の患者はほとんどいませんでした。
そのころの食生活は、玄米、自然塩、魚貝、豆腐など。
そられの食品に低カロリー以外に共通した何かがあるのではないか?
それは「マグネシウム」ではないかと考えたのです。
人間に欠かせない調味料である塩。
そこからマグネシウムが取り除かれたのが1972年。
ちょうどそのころから、マグネシウムが多く含まれた
大麦や雑穀等などを食べる量も減っていったよう。
すなわちマグネシウムをとらなくなってから、
糖尿病患者も増えているというのです。
マグネシウムは、人体にとって以下の4点で
重要な存在とされているようです。
1 骨や歯の形成
2 筋肉・神経の興奮の伝達
3 血圧の維持
4 酵素の活性化。エネルギーの生産
糖尿病との関わりでいえば、マグネシウム不足になると、
インシュリンの分泌能力がさがり、高血糖状態となるのだそう。
九州の久山町住民の食事の調査では、
マグネシウムを多く摂取すると、
糖尿病の発症リスクが減ることが分かっています。
というわけで、マグネシウムを含む食品を取ることが、
糖尿病を防ぐことだと考えられています。
玄米、雑穀、海草類など、マグネシウムを含む食品をとり、
糖尿病になるのを予防したいと思いました。
《Vol.3【糖尿病とマグネシウムの関係性】
東京慈恵会医科大学 教授 糖尿病・代謝・内分泌内科
診療医長 横田 邦信 先生》
https://jp.diabetes.sunstar.com/expert/interview03.html
MAG21研究会
http://mag21.jugem.jp/
マグネシウムの多い食品
次のように言われている。
「そばのひ孫と孫は(わ)優しい子かい?納得!」
以下の食物の頭の文字をつなげたもの。
そば、のり、ヒジキ、まめ類、五穀米、豆腐、
抹茶、胡麻、ワカメ、野菜類、さかな、椎茸、
昆布、牡蠣、芋、納豆、トウモロコシ、果物。
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