お子さん、お孫さんなど、
家族と一緒に過ごすことが多いお正月。
知人のお孫さんは、1年前、丁度、
「なんで、なんで」と質問する年頃だったそう。
大人なら訳を聞かないどんなことでも、
「なんでなの」と聞かれたそう。
例えば、朝、起きると家族の間で、
「おはよう」「おはようございます」なんて、
挨拶を交わします。
それについて、お孫さんは、
「なんで、朝、家族なのに『おはよう』って言うの」。
とか、年末の大掃除についても、
「なんで大掃除しなくちゃいけないの?」
といった質問をするんだそう。
そうした基本的で本質的な質問をされるたび、
「たしかになんでそんなことをするんだろう」。
子供にわかりやすく伝えるために、
じっくりと考えることになったと。
そうした中で、そのものの必要性、存在の
根源について疑問に思うようになったとも。
いかに自分が、これまで、
あらゆることについて「常識」で
縛られていたかと感じたと言います。
いくつもの「なんで」を考えることで、
悟ったのは、「縛りを解き放て」ということ。
物事に捕われない心。
いくつになってもそれを失わないように
ということを
お孫さんから逆に教わったと。
「なにものにもとらわれない心」。
大事にしたいなと思いました。
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