あなたの家の家紋は? ずっと間違えて覚えていた自分。十数年前の紋付きを借りる時に確認しびっくり。

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あなたの家の家紋、ご存じですか?

こんなことを突然、伺ったのは、
少し前になりますが、2017年1月18日の
毎日新聞、《林中無策》という
倉本聰さんのエッセイに驚いたから。

タイトルはずばり《家紋》です。

《おたくの家紋は何ですかと聞いたら、
半分以上の人が答えられなかった》と、
書き始めています。

倉本聰さんも《おどろいた》とつづり、
さらにその後、《中には、家紋って
何ですかと質問するものまでいて、絶句した》
と続けています。

一昔前は、和装の礼装として紋付きがあり、
正式の際には紋付きを着るのが作法だったので、
家の家紋は皆当然知っていたと、絶句した昔の
常識を書かれています。

その後、倉本さんのお宅では、
雑煮の椀に、丸にちがい鷹の羽の家紋が
入っていたが、お母様の椀の紋だけが
ちがっていたと。

これが長年の疑問だったけれど、近年、友禅の
人間国宝、森口邦彦さんに、《紋には男紋と女紋
があり、外から嫁いできた女性には、実家の母方の
紋を引き継ぐという習わしがあったそう》と教わり、
それが解けたと言います。

実は恥ずかしながら、十数年前前まで、
実家の紋を間違って覚えていました。

思い起こせば、十数年前、
紋付き袴を借りることになりました。
(結婚ではありません)

いっそ、紋付きを作ろうかと思ったのですが、
知合いに大体の値段を聞いて、借りることに
したのです。

その際、家紋だけは、自分の家の紋になります。
張り紋といって、家紋の入る位置に貼るんだそう。

という訳で、「ご両親に家紋を確認してください」
と店の人に言われました。

小さい時に、母、祖母などから、
うちは、太閤さんと同じ、
「五三の桐」と言われた記憶があり、
ずっとそう思っていたのです。
(秀吉は後に豊臣性を賜って以降は、
「五七桐」を使っているよう)

念のために母に聞くと、逆に驚かれ、
「うちは梅鉢。菅原道真公と同じだよ」と。
(菅原道真公が梅鉢もしくは梅紋を使っていた
とはわかっていないそう。湯島天神の社紋は梅鉢)

母の黒留、重箱、
室蓋(お餅などを入れる平たい四角の木の入れ物)、
お墓などに、家紋が入れてあると。

毎日ではありませんが、
何度も何度も見ているはずと。

さらに写真を出してきました。
祖父と祖母が紋付き袴と黒留で盛装して
写っている写真。

祖父の紋付きは確かに梅鉢でした……。

その後ですが、墓参りをした時に確かめたら、
やっぱり梅紋。
ただお隣は五三桐でした。

もしかしてそれを実家のそれを勘違いしたかなー。

と言うわけで、貸衣装屋さんにこの顛末を話すと、
「自分の家の家紋を間違えたりしている方、
案外、多いんですよ」と慰めなのか、言ってくれました。

祖母からは、大学生か社会人になった頃か、
「お金を稼ぎ出したら、冠婚葬祭のために、
紋付き袴をあつらえなさい。黒は値段の差が
出やすいので、無理してもいいものを作りなさい」
と言われました。

成人の時、その後、就職した時に、
過分と思えるお祝いをもらいました。

それでスーツは買った覚えはあるのですが、
あの時に、紋付きをあつらえておくべきだったなー
と後悔しています。

倉本さんは、エッセイの最後に、
《家紋という文化を、絶やしたくない》と書かれています。

同感です。

すぐに紋付きは無理でも、
まずは家紋入りの漆の
食器辺りから揃えたいなー。

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