2017年7月25日は、夏の土用丑の日。
鰻の蒲焼きを召しあがった方も
多いことでしょう。
他にも頭に「う」のつくものということで、
「うり」「梅干し」「うどん」も良いと言われています。
土用が頭についている食べ物は、
鰻のほかに、「蜆」「卵」。
さらに餅。
先日、百貨店に行ったら
「土用餅」=あんころ餅も
売られていました。
これはもともと関西の風習だと思うのですが、
最近は、東京にも広がっているようです。
大阪の祖母の家では、夏の丑湯なんてものも。
これは、お風呂に薬草を入れた薬湯のこと。
モモの葉、ドクダミの干した物を白い袋に
入れていたようです。
土用の丑の日ではないのですが、
祖母の家に夏休み泊まった時、
よく、この二つのどちらかが入っていました。
あせもにならないのだとか。
ドクダミ、モモの葉を干したもの。
昔は家でお風呂に毎日入るのはとても贅沢。
2日に1度、3日に一度なんてこともザラで、
そもそも家に風呂がない家庭も一般的でした。
夏は、日向水で行水で汗を流したりしたそう。
そうした時、家の風呂でも銭湯でも、
湯舟につかり、体を温めほぐすことは、
体をほぐし、疲労をとる意味でもよいようです。
家に風呂があり、毎日、気軽に入れる今、
夏は汗をかくからシャワーだけという家庭も
多いようですが、夏こそ風呂に入る必要があるよう。
そういう自分もこのところ、
シャワーで汗を流す程度で、
さっとあがっていました。
そのためか背中の凝りが蓄積して、
なんとも体がだるい。
今日は、これから丑湯にはいります。
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