月刊文藝春秋の連載の一つに
「同級生交歓」があります。
有名人の(中学)高校の同級生の
学校時代の付き合いとその後、
現在までのそれぞれの経歴についての文章と
最近撮影した集合写真(グラビア)で構成されています。
これを以前から見ていたのですけれど、
いつも思うのは、同級生=同い年といいながら、
外見は同い年とは思えないほど幅があるということ。
自分は現在、同級生と一緒に写ったとき、
どう思われるだろうかと。
自分より少し上の取引先の知合い。
先日、高校の時の同窓会があり、
その会の写真(データ及び紙焼き)が
送られてきたのだそう。
それを見ながら、奥さんとリビングで
学生の時の思い出や近況について話を
していました。
そこに通りかかったのが娘さん。
奥さんに促されて、写真を見たんだそう。
「いやー、パパ。先生かと思っちゃった。
ママ。前から思ってたけど、服だけでも
どうにかした方がいいよ」
遠慮会釈のない娘の言葉に、
知合いはとてもショックを受けたと言います。
奥さんは、
「そんなことないよ。こっちの人の方が
あなたより、老けて見えるし。年相応だと
思うよ」と慰めてくれたのですが、
老けて見えると指したのは、同級生ではなく、
当時、新任だった先生(4つ上)でした。
知合いは、服装、髪型など
外見に無頓着という訳ではなく、
逆に身だしなみには十分に
気をつけている方だと個人的には思います。
しかし娘さんから見ると、
どうも年より老けて見え、
外見を気遣っていないと
思えるようです。
[amazonjs asin=”484709560X” locale=”JP” title=”見た目が若いは、武器になる。 – 一生劣化せず、今すぐ若返る。禁断の8スキル – (美人開花シリーズ)”]
見た目、外見の若さは、
人に好印象を与えるだけでなく、
寿命にも良い影響を与えている。
すなわち見た目が若いと長生き。
そんな研究もあると読んだことがあります。
《見た目は健康の鏡 見た目の若い人の特徴は?
2015年6月15日 西田佐保子 / 毎日新聞 デジタルメディア局》
https://mainichi.jp/premier/health/articles/20150615/med/00m/010/003000c
自分も、何年か前、福島に出張に行き、
タクシーに乗った時、運転手さんから、
「次はお仕事ではなく、お孫さんと
ご一緒に遊びに来て下さい」と言われ、
衝撃を受けたことがあります。
客商売で本来なら、お世辞の一つとして、
若く言うのが普通の運転手が
「お孫さんと」なんて言うなんてと。
知合いのこの出来事で、
福島のタクシー運転手の言葉を
思い出しました。
見た目の若さを保たねば
と改めて胸に刻んだ次第です。
コメント