貴乃花親方の言葉遣いと信念。「正面を切って警察に申し上げます」。「日本国体」「角道の精華」。

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日馬富士が貴ノ岩に行なったとされる
暴行問題。

今日にも日馬富士が引退会見をするかも
と日刊スポーツが報じています。

個人的に気になったのは、
貴乃花親方の言葉遣いです。

先日の九州場所での打ち上げでの
親方の発言が報じられています。

その中でおやと思ったのは、
《他の部屋の力士、巡業参加の力士がその傷を負ったとしても、
私は同じく、正面を切って警察の方にご相談に行きます。
これが信念でございます。》

貴乃花親方「叩かれようが、さげすまれようが力士を育てていく」 打ち上げで明言
 大相撲の貴乃花親方は26日の九州場所千秋楽後、福岡・田川市内で開かれた打ち上げに参加。会場は貴乃花部屋に隣接する「相撲茶屋 貴ノ花」で、後援会関係者らが出席した。

この「正面を切って」です。

この表現は、「まっすぐに正面を向く」という意味。
もともとは、歌舞伎用語で、役者がお客さまに
面と向かうこと。客席の正面に向い、見得を切ッタリ、
向上を述べたり、演技をしたりすること。

そこから、遠回しに言ったり、遠慮せず、
直接にはっきりと物を言ったり行なう。
物事に対して正々堂々と当たる
という使い方に広がっています。

正面を切る(しょうめんをきる)の意味 - goo国語辞書
正面を切るとは。意味や解説、類語。1 相手とまっすぐ向かい合う。改まった態度をとる。「―・って杯を差し出す」2 遠慮なしに、直接はっきりと行動する。「―・って反対しにくい」 - goo国語辞書は29万語以上を収録。政治・経済・医学・ITなど、最新用語の追加も定期的に行っています。

貴乃花親方は、「正面を切って」の他に、
同様な表現を挨拶の中で使っています。

《正当に裁きをしていただかなければならない》

《この角道の精華に嘘つくことなく、
本気で向き合って担っていける大相撲を》。

《私自身も親方、師匠として腰引くことなく、
芋を引くことなく、まっすぐと向き合って
皆さまのご支援に報いるよう精進いたします。》

なお「芋を引く」というのは、
「 怖じ気づく、恐れて手を引くこと」。

日刊スポーツでは、
以下のようになっています。

《そのためにも、私自身も親方、師匠として腰引くことなく、
身を引くことなく、真っすぐと向き合って、
皆様のご支援に報えるよう精進してまいります。》
https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/201711280000107.html

「正当に」「本気で向き合う」「真っすぐと向き合って」。

貴乃花親方の挨拶には、
今回の事件のみならず、
日本相撲協会のあり方に
相当大きな不満を抱いているのが、
こうした表現から読み取れます。

〇上の「角道の精華」の前は
以下のような発言となっています。

《日本国体を担う相撲道の精神、相撲道の精神とは、角道と言います。
角(くら)べる道と書きます。私どもが相撲協会教習所に入りますと、
陛下が書かれた角道の精華という訓があります。これを見て、
いちばん最初に学びます。
この角道の精華に嘘つくことなく、
本気で向き合って担っていける大相撲を。》

今回、暴力をふるった力士、
また自分(貴乃花親方)を除く、
現在の日本相撲協会のメンバーは、
「角道の精華」に反している
と批判しているようにもとれる。

貴乃花部屋のオフィシャルサイトの
貴乃花親方のメッセージ。

現在、つながりづらいが、その内容は、
以前から独自の言葉づかい、考えで、
国粋的で宗教的と指摘されていたよう。

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