友人、先輩の中には、まだ喫煙している人が
少なからずいます。
そうした人と会って飲んだりした時の
ネタの一つが喫煙者への「迫害」。
彼らから、
会社の中では吸えるところがなくなった。
近所の公園から喫煙場所がなくなった。
行きつけの居酒屋が禁煙になった。
などなど喫煙に厳しい状況への嘆きを聞き続けています。
奈良県生駒市は、市役所内のエレベータに関し、
市職員は喫煙後45分間は利用を禁止するなど、
強化した受動喫煙対策を始めます。
〇4月から来場者と市職員の受動喫煙防止のため、
昼休憩を除き、市職員の職務時間内の喫煙を禁止。
〇さらに喫煙後45分間は市役所のエレベーターの利用を禁止。
この45分間の根拠ですが、
「屋外で室内に戻った呼気に含まれる有害物質の濃度が、
喫煙前のレベルに戻るの」に要する時間とのこと。
〇市役所内には、外で喫煙した職員に対する以下のような指導も。
「喫煙後は外の風に当たり、深呼吸をしっかりして屋内にはいります」。
〇なおエレベーター利用禁止は職員のみならず、市役所への来場者にも
協力を求めていく方針とのこと。
〇市では「生駒市歩きたばこ及び路上喫煙の防止に関する条例」を
2017年10月に制定。
近鉄生駒駅周辺での喫煙の取り締まりをこの6月から開始。
禁止区域では、指定喫煙場所を除き、終日喫煙禁止。
違反者には2万円の罰金。
奈良県生駒市
http://www.city.ikoma.lg.jp/
そういえば先日、喫煙する友人から、
「三次喫煙」という言葉を教えてもらいました。
二次喫煙がタバコに火を付けて吸っている時の、
煙による被害であるのに対し、三次喫煙はその後、
タバコを消した後、部屋の空間、壁などの残留物から、
有害物質を吸入することをいうんだそう。
この害も大きいと研究でわかったとのこと。
ある部屋に入ったとたん、たばこの臭いを感じたり、
その部屋で過ごして、髪、服などに臭いが移ったり
することが三次喫煙(の害)。
今後さらにこの言葉のもと、
規制が厳しくなるかもしれませんね。
すでに時間が過ぎたら入室を許すではなく、
喫煙者に喫煙後、手洗い、うがいするよう
求めているところもあるようです。
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