女性の更年期。
良くしられています。
男性にも同様な更年期があることが、
少しずつ知られるようになりました。
そのための専門クリニックも出来、
マスコミなどでも報じられるようになっています。
9月1日から日刊スポーツで、
男性更年期症候群に関する特集が始まりました。
ちょうど自分もその年代で、
同級生や少し上の知合いが、
この男性更年期症候群ということで、
大きな関心を持っています。
有名人でも冒険家の三浦雄一郎さんが、
男性更年期症候群の治療を受けていることを
明らかにされています。
(男性ホルモンの筋肉注射、薬の服用など)
また先月、ビートたけしさんが、
ある賞品のPRイベントで、50歳ちょっとのころ、
男性更年期に悩んだことがあったと告白しています。
その時期、「仕事を『やる』と言ったり『やらない』と言ったり。
1日に3回、意見が変わった時もあった」のだとか。
治療したのかどうかは、話されていませんが、
現在は安定しているとのこと。
男性の更年期の場合、女性の場合が、
時期がほとんど一定しているのとは異なり、
30代でそうなる人もいれば、70代でも
大丈夫な人もいて、年齢の幅が広いのが特徴だそう。
日本泌尿器学会がチェックリストを公開しています。
8ページ、17項目。
https://www.urol.or.jp/info/data/gl_LOH.pdf
「総合的に調子が思わしくない」
「関節や筋肉の痛み」
「ひどい発汗」
「睡眠の悩み」
「よく眠くなる、しばしば疲れを感じる」
「いらいらする」
「神経質になった」
「不安感」
「体の疲労や行動力の減退 」
「筋力の低下」
「憂うつな気分」
「絶頂期は過ぎたと感じる」
「力尽きた、どん底にいると感じる」
「ひげの伸びが遅くなった」
「性的能力の衰え」
「早朝勃起(朝立ち)の回数の減少」
「性欲の低下」
それぞれの項目について、
非常に重いを5点、無しを1点として、
すべてを加算し、
「軽度」27点~36点
「中等度」37点~49点
「重度」50点以上、
で判定します。
このチェックリストがすべてではありませんが、
1つの目安になります。
もし不安に思う場合は、専門のクリニック、
男性更年期外来、泌尿器科などで受診することができます。
自由診療のところもありますが、
保険診療のところもあります。
男性ホルモンの主要なものであるテストステロンは、
筋肉の形成、記憶力などと身体の中の
様々な機能低下に関係しており、
認知症の発症にも関わっているそう。
男性更年期症候群については、
知らない事ばかりなので、
日刊スポーツの連載記事をきっかけに、
少し本格的に勉強したいと考えています。
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