熊本在住の106歳の元教師、台湾の教え子たちとインターネットで、およそ80年ぶりの再会が実現。

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現在、熊本に在住の106歳の女性が、
台湾の教え子に送った一通の手紙。

そこから映画のような感動的な物語が始まりました。
あなたはご存じですか?

このブログでは5月にご紹介しています。
終戦前、台湾で小学校の教師をしていた
高木波恵さん、106歳。

今年、日本で公開された映画「KANO」。
台湾から夏の甲子園に出場した
嘉義農林学校の活躍を描いた映画です。

高木さんは、当時、台湾で
決勝戦のラジオ中継を聞いていたのだそう。
朝日新聞玉名支局から、
映画にからんで取材を受けたのです。

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それがきっかけとなり、台湾時代の教え子が懐かしくなり、
手紙を書いたとのこと。

けれど、今はない昔の住所で出したため、
その手紙は、郵便局に留まっていました。

その分厚さから、大事な手紙に違いないと思った
郵便局員が同僚や地元の人の協力を得て、宛先を
探しだし、3月に無事、教え子に届けられたのです。

この実話は、まるで映画のような話と話題になり、
20人余りの教え子から40通を超える返事が届きました。

再会を望んだものの、先生、教え子ともに高齢。
そこでインターネットを使った映像での対面を
ということになりました。

日本企業がその支援を申し出て、
2015年9月8日、対面が実現したのです。

教え子たちが集まったのは
台湾中部の台中の烏日小学校の講堂。
そのスクリーンには、熊本県玉名市の
高木波恵さんが映し出されました。

20人ほどの教え子は80代後半から90代。
マイクを握って、先生に呼びかけます。

朝日新聞によれば、
《「お孫さんと遊びに来てください」
「長生きのひけつは」》。

もちろん使われたのは日本語。

およそ80年ぶりの再会。

〇インターネットを使ったテレビ対面を支援したのは、
ウェブ会議サービスを展開する「ブイキューブ」社。
https://jp.vcube.com/
その社長の《間下氏は「離れていても顔を見て話が出来ることが
豊かな生活につながるということを感じていただく機会になれば」と》
語っていらっしゃいますが、まさにこの対話はその言葉通りですね。

高木さんも、台湾の教え子の皆さんも、
これからも長生きされることをお祈りします。

朝日新聞
《奇跡重なり80年ぶり再会 106歳元教師と台湾教え子
村上伸一、台中=鵜飼啓2015年9月9日05時08分》
http://www.asahi.com/articles/ASH985RJ1H98UHBI01S.html

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106歳の先生がおよそ80年前の教え子に手紙。宛先不明。郵便局員が懸命の努力で配達。

 

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niki

35年以上にわたり、TV、ラジオ、
イベント制作に携わる。30年余
り、放送関係の専門学校講師を
勤め、企画書、台本の書き方を
教える。10年余りホテルの食に
関するHPの制作、コンサルタ
ントも、行う。新聞は小学4年生
から読み始め、多い時には13紙
を愛読。
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