ホンダが、定年を65歳に延長へ。定年延長すれば60歳以下はさらに厳しい環境に?

スポンサーリンク
未分類

最近、60歳を迎えられた先輩がいます。
大きな会社にずっと勤務。
誕生月の末で定年だそう。

定年後も1年ごとに嘱託として残れる制度があり、
今から半年ほど前に、1年残る選択をされたそうです。

もう10年以上前になりますが、やはり大手の会社を
勤め上げた方は、1年ごと、またはプロジェクト毎の
嘱託という道もあったのですが、すぱっとすべてをやめ、
他にアルバイトもせず、好きなこと、社会に役立つことをする
という悠々自適の生活に入られました。
(年下の奥様が共働きで、ローンも支払い済み、
2人の娘さんも社会人として独立し、経済的に余裕があった)

60歳の定年後、どうするか。
大きな選択です。
そして高齢者社会で、労働人口が減っている昨今、
定年延長の機運が高まっています。

ホンダが定年を65歳に延長する方針を打ち出しました。

中小企業などでは、定年なしで70歳、80歳でも働ける
というところがありますが、自動車大手で定年65歳
というのは初めてだそう。

ホンダはこれまでも60歳以上を雇う制度はありましたが、
給料はそれまでの半分、海外駐在もなしといった内容でした。

2015年11月30日に打ち出した制度は、定年を65歳に延長。
給料は60歳未満の8割程度。また海外派遣、駐在もあるとのことです。

新制度の導入は2016年度中を目指しているそう。
しかし60歳以上を雇い、給料も8割を保証するために、
退職金制度の改定、時間外手当の減額、出張日当の廃止など
様々な制度、手当を見直す方針のよう。

これまで特に技術者で退職した方は、
中国、東南アジアなど新興国に出向き、
技術指導という形も多かったのですが、
ホンダは、そうした新興国に経験のある方にいってもらいたい
と考えているみたいですね。

○ホンダが導入を予定している制度
成果主義をさらに取り入れる。
在宅勤務を導入。
育児、介護のための短時間勤務。
子供の看護休暇の拡充。
半日単位で使える有給休暇の創設など。

○2013年4月2日から「改正高年齢者雇用安定法」が施行。
→本人の希望があれば、65歳まで勤務できるように。
1.60歳の定年年齢の引き上げ、
2.継続雇用制度の導入、
3.定年制度自体の廃止
企業に上の3つのうちひとつを義務づけている。
多くの企業は2を選択している。

○国立社会保障・人口問題研究所の将来人口推計
2025年、70歳以上は2950万人(人口に占める割合は24.5%)
75歳以上は2178万人で(人口に占める割合は18.1%)

○大和証券グループ本社→70歳までの継続雇用を導入。

岐阜県のメーカー未来工業。
ユニークな創業者山田昭男さんの経営術。
こちらの会社の決まりは全員正社員、
一日の労働時間は7時間15分。
残業なし。ノルマなし。定年は70歳。
無駄な経費は一切かけない。

プロフィール
この記事を書いた人
niki

35年以上にわたり、TV、ラジオ、
イベント制作に携わる。30年余
り、放送関係の専門学校講師を
勤め、企画書、台本の書き方を
教える。10年余りホテルの食に
関するHPの制作、コンサルタ
ントも、行う。新聞は小学4年生
から読み始め、多い時には13紙
を愛読。
ブログ「トクダス」
https://nikitoki.blog.ss-blog.jp/
ブログ「人生やり残しリスト」
https://yarinokoshi.blog.ss-blog.jp/

nikiをフォローする

Amazonサーチ
未分類
スポンサーリンク
シェアする
nikiをフォローする

コメント