何年か前、中学の同級生(女性)に孫が出来たと知り、驚きました。
若い時に結婚し、すぐに娘さんを生み、
その子も早く結婚し、早々と出産したので、
若いおばあちゃんになったようです。
近所の人からは、
「お孫さんではなく、お子さんみたい」
と言われ、喜んでいるそう。
母親に変わり、育児に協力しているとのこと。
けれど娘さん、さらにその下のお子さんを育ててから、
早いもので20年以上もたっているので、
新しい育児方法の常識にとまどうこともあるそうです。
20年もたつと、新しい医学的な研究や、
様々な道具が出て、育児も変わっているんですね。
さいたま市が、そうした祖父母世代の「孫育て」を応援する
「祖父母手帳」を発行しました。
昔とは異なっている、最新の育児事情をまとめたり、
「孫育て」を楽しめるようなヒントが
盛り込まれた一冊になっているようです。
なおこうした祖父母向けの育児のための手帳は、
広島県、岐阜県、横浜市などでも発行されているとのこと。
《孫育てを応援!「祖父母手帳」をご利用ください》
http://www.city.saitama.jp/007/002/012/p044368.html
内容
《子育ての新常識
親世代・祖父母世代のつきあい方のヒント
地域で求められる祖父母世代の力》
詳しい内容は以下に。
「笑顔をつなぐ孫育て」
http://www.city.saitama.jp/007/002/012/p044368_d/fil/sofubotechou.pdf
「ここが変わった! 子育ての昔と今」
そこに上げられている例の一つが、「うつぶせ寝」。
昔は、「頭の形がよくなる。寝つきがよくなる」とされていたが、
今は、《乳幼児突然死症候群(SIDS)から赤ちゃんを守るため、
厚生労働省は「医学上の理由で必要な時以外は、赤ちゃんの顔がみえる
あおむけで寝かせるようにしましょう」と啓発している》。
同級生がとまどったのは、手帳にもありますが、授乳。
昔は3時間と決まった時間にあげていたようですが、
今では、赤ちゃんが欲しがったらという風になっているそう。
また20年前でもあることはありましたが、
昔は赤ちゃんを背中におんぶすることが多かったのですが、
今はほとんど、前でだっこする形になっているそう。
前向きにだっこする、抱っこひもは、
今、いろいろな種類が出ているとのこと。
少子化で孫は貴重な存在。
しかし子育て経験が少ない人も増えているので、
「祖父母手帳」は、これから多くの地方自治体で
発行されるかもしれませんね。
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〇孫育て講座
実際に新しい育児の常識、方法を教える孫育て講座も
各地で開かれ、盛況のようです。
さいたま市孫育て講座
《孫育て講座を実施します》
http://www.city.saitama.jp/007/002/012/p045443.html
横浜市
《シニア世代の知恵と経験を『孫育て』に発揮! 》
http://www.city.yokohama.lg.jp/kodomo/kikaku/wlb/magosodate.html
NPO法人 孫育て・ニッポン
http://www.magosodate-nippon.org/
〇孫疲れ
一方で、孫の世話を押しつけられて、
疲れ切ってしまったり、負担になったりという
「孫疲れ」が多くなっているそう。
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