昔は毎日のように会っていたものの、
最近は疎遠となっていた同い年の友達。
先日、仕事で会った人から、思いがけなく、
その友達に「昔、とても世話になった」
という話が出たので、
久しぶりに電話をかけました。
その話をしたら、すごく喜んでくれた後、
互いの近況について報告し合いました。
驚いたのが、その彼に、去年、
女の子が生まれていたということ。
我々二人は、同級生の中にすでに祖父・祖母に
なっている人もいる年代。
この年齢ではじめて親になるのは、今の時代でも
珍しく、覚悟のいることなのではと感じました。
(もっとも奥さんは自分たちより年下なのですが)
結婚式にも参加し、奥さんも存じ上げていますが、
彼の仕事が余りにも忙しかったこともあり、
長い間、お子さんに恵まれませんでした。
数年前にその仕事が、
大きな節目を迎えたところから、
子どもをと決意したそうです。
医学的には、一定期間、妊娠しないことが不妊。
《日本産科婦人科学会では、「その期間については1年から
3年までの諸説あり、2年というのが一般的でしたが、
1年に短縮」としています
(平成27年8月29日日本産科婦人科学会理事会決定)。》
http://www.jsrm.or.jp/public/funinsho_qa02.html
という訳で、二人は医学的には不妊にあたり、
いわゆる「妊活」を二人で始めたそう。
その全てではありませんが、
お二人が努力したいくつかを聞いたら、
現在、自分が行っている「温活」と
基本的には一致しているということがわかりました。
早寝早起き、規則正しい生活。
バランスのとれた食生活
適度な運動(多いのも全くしないのも良くないよう)
ストレスをかけない、ためない、発散する
(過重な労働は特にダメらしい)
上に述べたような項目は、
結局、身体面で言えば、男性・女性ともに
血行を良くし、体温を高めることを
目的としているようです。
体温を高めることは、免疫力・生命力を高め、
人としての生殖能力を向上させることになるんだそう。
そしてこうした生活態度は、
高齢になっても健康で長生きするための
基本的な項目にも一致すると。
「この年になっての子育ては大変だけれど、
70、80になっても元気で働こうという
張り合い、意欲が出た」
と友は、楽しそうに宣言しました。
そのはずんだ声、決意を聞いて、
こちらまで励まされ、明るい気持ちになれました。
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